先日、歴史ある建物を改装した美術館で新しい展示が始まり、National Arts CouncilとユネスコからダイレクターがGOH(Guest of honor)としていらっしゃるレセプションパーティにお招きいただきました。
こちら、戦前は日本の領事館としても使われていた建物なのだそうです。
2ヶ月ごとに展示が変わる美術館で、今回はシンガポールの有名アーティスト10人の作品で、日頃はコレクターが所有している作品を集めて展示しています。
シンガポールでは、ビジネスに成功した若者で、アーティスト作品の蒐集家になる方が結構いるそうですよ。
そんなわけで、アーティストとその蒐集家が集うレセプションパーティだったので、高級車が続々と入ってきて、この日だけバレーパーキングができていて、メルセデス、BMWが普通に見えるくらいの、ポルシェ、フェラーリ、マセラッティ、アルファロメオのスーパーカー等々、車の展示場のようになっていました。車から降りてくる方々もアーティスティックな雰囲気。
シャンパンをいただき、会場内でゆっくり美術品鑑賞。シャンパンはフリーフロー。
フィンガーフードも素敵に並べられていました。
ユネスコのダイレクターさんのスピーチ
2階のアート作品を見て回ったら、アーティストご本人自ら作品を紹介してくださったり。
シンガポールの美術館ではもう紙のブローシャーなどは用意されていないんですね。
全ての作品にQRコードが付いており、そこから作品の解説を見るようになっていました。
そして高齢の方でも難なくそれを使っているのがシンガポールです。
アートには全く詳しくない私がお声を掛けていただいて恐縮なイベントだったのですが、日頃触れることない世界を覗かせていただき、これも小さなシンガポールではチャンスが多い有り難さだと思います。
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