アメ90%、ムチ10%

◆子供の学校のこと・シンガポール
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興味のある物とない物がハッキリキッパリしている息子。

昨年度、3年生の時の学校の勉強や成績を見ていると、English (国語)やProject workは得意だけど、Mathはトップクラスではなかった。

担任の先生に聞いてみると

「Mathの理解力はBrilliant。でも早く問題に取り掛かろうとか、人より早く解きたいという気が無い」

とのこと。

息子に聞いてみると

「EnglishやProject workは、自分にしか思いつかない事を考えるからやりがいがある。Mathは頑張っても他の子と同じ答えしかないのを、速さで競うからつまらない」

のだと。

そこまでわかっていて、そうしているのなら、親がやれと言うものでも無いので

まぁ、この子は、文系なんだわ…くらいに考えていたのですが

もっと学年が上がった時に、おそらくMathの成績優秀者の数名が参加できる、MIT(マサチューセッツ工科大学)の体験ツアーという行事があることを聞きつけたようで(これもコロナでこの先数年は実施されないと思われますが…)

「行く。MITツアー行く」と、いつもの好奇心旺盛・盛大・やる気満々な欲に火がついたようで。

そして、新年度が始まる前くらいに

ニンテンドーSwitchの、スーパーマリオオデッセイを買って欲しい!と言っていた息子

ホリデーに入る時に、Switch本体とソフト2つを買い、Laboも3箱買ったので

「そんなに何でも買ってもらえないよ。スーパーマリオオデッセイは、何か頑張った時とか、誕生日プレゼントだよ」と言ったところ

新学期が始まる時に

「Mathでトップクラスになったらスーパーマリオオデッセイ買って下さい」と言ってきた。

こういうご褒美制度

日本人は、あまり褒められたやり方ではないと考える親御さんも多いのだろうか?

家のお手伝い、例えば、お風呂掃除とか、洗濯物をたたむとか、自分で上履きを洗うとか…それでお小遣いを稼いで、ゲームを買う、というのは、日本人の子供には多い気がするのだけど

なんせ、シンガポールのインターのお友達の外国人の家庭には、ほとんど住み込みのヘルパーさんがいるため、家事を手伝うという概念がない。ママだってやってないんだから。

で、お友達がやってないお手伝いお小遣い稼ぎ制度は、やる気が起こらないらしく

周りの友達と同じく、頑張ったらご褒美制度なら、やる気が出るらしい。

外国人の友達を見ていると、バースデーやクリスマスには山ほどプレゼントを貰うし、Termの最終日には頑張ったご褒美のプレゼントを買ってもらったりしている。

というわけで、じゃあ、息子が提示してきた条件で、欲しい物を買ってあげようと約束していたわけですが

先日、そのMathのクラス分けの連絡がきたら、今年はトップクラスになっていました。

息子に伝えると

「そうでしょ。新学期が始まってから毎日Mathで一番に問題を解いて、先生にやる気がありますアピールしたからね」

だと。。

息子の場合、アメとムチの割合は、9:1くらい

だいぶアメ多めじゃないと、動かない。

でもまぁ、厳しくして動かしても、真に何かが身に着くかと言うと、そうでもないだろうし

アメ多めでも、本人のやる気魂に火を点けられたなら、そのほうが身に着くんではないかと…。

で、金曜日の夕方、Vivo cityのゲーム屋で手に入れました。

ついでに、久しぶりにHANS IM GLÜCK German Burgergrill で夕食。

セントーサ島が見える席だったので、ちょっと開放感あり、日が暮れて夜景に変わるのを楽しみました。

バスインターチェンジに向かう時に、半年ぶりくらいに、ハーバーフロントセンターを通ったら

いつもは、金曜の夜だったら、バタム島へ渡るフェリーを待つ人で大賑わいのフェリーチケットカウンターが

インドネシアへ渡れない今、全部閉まっているのを見て

フェリーで1時間あれば行けちゃうバタム島にも、行けない時代なんだなぁと、しんみり。。

コロナ禍で、学校生活も、学校行事も、制限だらけで、以前とは大きく変わってしまって

今の子どもたちにとっては、これが当たり前な時代になってしまうのかもしれないけど

勉強をする意義とか、働く意義とか、そうして得られる将来の希望とか

スポーツでも趣味でも、何かに情熱を注ぐ気持ちとか

そういうのは持ち続けていって欲しいなと思う。


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