息子の誕生日、学校の年末行事、そして一年で一番仕事のイベント続きなこのシーズン
もう何から記録したらいいかわからないくらいブログも停滞してますが
ずっと一度は行きたいと思っていたヴィクトリアコンサートホールに入ってオーケストラを聴く機会があったので、その記録を。
戦前に建てられた歴史ある建物に興味があったのですが
先日この真ん中の塔の時計の面白い話を聞き、見てみたかったんです。
かつてシンガポールは今よりも30分時間が遅かったらしいけど、香港の為替市場と肩を並べるために、時間を香港と同じに合わせた時があったのだとか。
シンガポールの時間を30分繰り上げる決定がなされた日、このヴィクトリアコンサートホールの時計の針が、キューっと動いて、はい!これからはこの時間になります!となったそうで
アナログ時計時代の思い出話ですね。
ライトアップイベントなどで外から眺めることはあれど、コンサートホールは初。
とても立派で優雅な細工の柱が印象的。
日本の音楽がテーマのコンサートで、鬼滅の刃や、懐かしのファイナルファンタジーの曲が壮大な雰囲気でオーケストラに合っていました。
クリスマス前に、坂本龍一さんの戦場のメリークリスマス、Merry Christmas Mr Lawrence がとても良かった。
記憶の中の坂本教授は、晩年よりもこの頃の姿だな。
最後は進撃の巨人の曲で盛り上がりました。
こういう人間が戦うアニメが現在のスタンダードなのか、シンガポールで人気なのかはわからないのだけど
生身で戦い、傷だらけ、主役に近いキャラでも死を迎える、そして何かで蘇る、みたいなのが今の若者が求めるものなのかな。
私と夫はガンダム世代なので、宇宙に夢見るロマンみたいな戦闘とか、哲学的なテーマのアニメが好きな世代
先進国が戦争をして止まないこの時代、人々が求めるものの変化を感じました。
息子の分のチケットもあったのですが、彼に伝えるのをすっかり忘れていて
お友達と映画に行く約束を既にしていたので、別行動でした。家族でオーケストラを聴くチャンスだったのに残念。
この映画とても面白かったらしい。ドゥエイン・ジョンソンとルーシー・リウは私も観たい。
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