息子は母国語も母語も日本語ですが、学問としては第一言語が英語、第二はスペイン語。
5歳まで日本で育ったけれど、1歳からヤマハ英語教室、2歳からインターナショナルプリスクール、3歳からは国際幼稚園に通い、年長の夏にシンガポールに来てインターナショナルスクールのYear 1に入ったので、日本語を学ぶ学校に通ったことがありません。
そんな彼にとって、日比谷線の駅の名前は、「国会議事堂前」と聞いても「モンク(お坊さん)が言うやつ?」→ 「南無阿弥陀」のことか??だったり
「虎ノ門ヒルズ」は、本気で「ドラえもんヒルズ」と思っていたりして
東京の電車は難しかったらしい。

彼にとっては、この「H06」という駅番号が、降りる駅を判別するのに便利なようで
あんた、インバウンドか。
というツッコミが今回の2人帰省の流行語大賞でした。

インバウンドなので、築地場外市場で朝ごはん。

大人気の牛丼きつねや

私が目をつけていた、明太子いくらパスタが人気の田所食品

結局、6月なのに雨が降らず快晴だった暑い日に外でお寿司を食べる気になれず、屋根とエアコンのある少しは涼しいお店へ。

しかし物価高騰というより噂のインバウン丼が高値を付けている築地では、昔の感覚で行くと、日本人的感覚のお得な丼はボリュームが少なかった。
時代は変わりましたね。
お米がとにかく高いのだから仕方ない。

築地から皇居に移動して、この日は新任の外国の特命全権大使が信任状を天皇陛下に捧呈する儀式「信任状捧呈式」が行われると教えていただいたので、二重橋へ。

明治維新の頃の日本のような光景を見ることができました。


二重橋前からタクシーをつかまえて、神谷町の愛宕神社へ。
1603年(慶長8年)、江戸に幕府を設く徳川家康公の命により防火の神様として祀られた神社です。

F1ドライバー、ジョージ・ラッセル風。

江戸時代にはこの急勾配の階段を馬で登った馬術の名人がいたという、出世の石段。

母ちゃんヒーヒーでしたよ。

東京23区で一番高いらしい愛宕山。

愛宕ヒルズのすぐ裏手にある愛宕神社、昔たまに夫と行った懐かしい場所でした。

夫は独立したので、出世というのかわからないけど、商売隆昌を願って2人でおみくじを引いたら
見事!2人とも大吉でした。

愛宕神社は良い「気」を感じるというか、定期的にお詣りしたい場所です。
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