今年の中秋節は新暦の10月1日。
常夏シンガポールでも、ハングリーゴーストから中秋節を迎えると、毎年気持ちの上では秋が来ます。
シンガポール人でも中華圏の人でもない我が家は、もちろん家で何かするわけではないので、近くのHDBのお供えを見たり、チャイナタウンに出かけて、その雰囲気を味わうだけですが
そんな、にわか在星日本人が、この時期に密かに楽しみにしているのが、月餅。
これも本来は贈り物にするために買うのでしょうが
高島屋などのモールの月餅フェアで、ホテルや有名店の月餅を見比べて試食して、お気に入りの月餅を買い込み
在住の妻たちで持ち寄って、食べ比べしちゃう、にわか中秋節のお祝いをするのが、この月餅です。(にわかなのは充分自覚しているので自虐的に。笑)
言わば、日本における
- ただの仮装パーティと化したハロウィン
- ただの宝探しゲームと化したイースター
- ただのプレゼントを貰えてケーキとターキーとチキンを食べてパーティする日と化したクリスマス
ネタさえ海外から頂ければ何でもオリジナルで作りますんで!という日本の不思議な行事文化と突っ込まれても、何も言えねー状態な、私の中秋節ではありますが
今年も高島屋の月餅フェアを楽しみに、恒例のB2に行ってみたのですが…
今年はここの大催事場では中止
B1に少しだけ出店していましたが、目当ての店はなく
我が家は過去3年、いくつか試食したり購入して、食べ比べてみて
TWGのスノースキン月餅が、一番味が好みで、大きさとお値段に納得、という結論に至ったので
TWGのショップへ行ってみたら
冷蔵ケースのマカロンに並んで、スノースキン月餅がありました。
これです、これ。
私も夫も、ここのスノースキンが好きなので、これから毎週末に1個買って、大きいので、二人で分けて食べるのです。美味しい紅茶かコーヒーの共に。
4種類あるので、ちょうど毎週末に1個ずつ、これから1ヶ月楽しみます。
(全然本来の中秋節とは違う話になっていると、盛大に突っ込んで頂いて結構です)
私、餡が好きじゃないんですよ。
子供の頃から好んでは食べませんでしたが、大人になったらその美味しさがわかるかと思ったけど、アラフォーオババになっても一向にわからないまま海外生活に突入したもので
餡が入ったスタンダードな大きな月餅は、半分でもきついのですが
これは、まるで洋菓子の一種のような感じで、季節ものとして食べるのが楽しみなのです。
気付けば今日で8月も最終日。
サーキットブレーカー〜Phase2になっても、今までのような季節のイベントは、ほぼ中止になってしまったままなので
例年以上に季節感がないまま月日が過ぎていて、2020年も残りあと4ヶ月ということに、今朝気付きましたが
来年、再来年にはまた、毎月のように各国の宗教行事や季節のイベントを楽しめる、多民族国家シンガポールに戻っていてくれるといいなぁと願っています。
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