シンガポールと日本で大きく違うところ〜公共バス編

◆暮らし・シンガポール
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天気が良い朝、バスに乗ると笑ってしまうのは、日が差す方角の2人がけ席に座っている人が、みんな窓際ではなく通路側に1人ずつ座っていること。

きれいに窓側が空いていて、通路側に1人ずつ座っている。

そして、後から乗ってきた人が座りたいときは

通路側に座っている人が少し避けて、後から乗ってきた人が、窓際の席に入って座る。

日本からシンガポールに引越て、最初にこの光景を見た時は、けっこう衝撃でした。

日本人だったら、まず日差しが眩しかろうが、窓際に座る。

通路側に座っていても、人が来たら奥にずれる。

そうしない人がいたら、イラッとする。

これが日本の常識ではなかろうか。

そう思って生きてきたので、シンガポールで、通路側の席の人がそのまま座って、後から乗ってきた人が窓際に入って座って、お互いに平然とThank you hor!している様子に

「いいんだ、それで!」と衝撃を受けたものでした。

会社のランチタイムにその話をしたところ、みんなそれが普通だと言っていて

「だって、私が先に乗ってたんだから、先に降りるかもしれないじゃない。それなのに窓際に移動して、後から乗ってきた人が通路側に座ったら、私が先に降りるときに、その人にいったん立ってもらわなきゃいけないでしょう?」

実に合理的な考え方。そして、自分は座りたい席に座る。後から来た人も空いているところに座る。シンガポール的には、どちらにとってもハッピー。

そして、子どもやお年寄りが乗ってきたら、すぐに席を譲る。

これは本当に気持ち良い文化で、そうやって育ってきたから、みんな優しい。

「日本には妊婦さんマークというのがあって驚いた」とシンガポール人の同僚たちが言っていて。

シンガポールでは妊婦マークは見かけない。

というか、公共交通機関で妊婦さんを見かけない。

たいていの妊婦さんは、電車にもバスにも乗らず、自家用車かタクシーに乗るから。

シンガポールでは産休はたったの4週間しかない(国民で)。

大体、出産の1ヶ月前から取得して、産後3ヶ月で復帰。

今、産休を取っている同僚も、9月から休みに入って、年明けには復帰する。

妊婦もだけど、ベビーもあんまり電車やバスでは見かけない。

妊婦にもベビーにもつらいし、そんな大変な思いをして移動しないのだ。

ベビーの泣き声もほぼ聞いたことがないし、満員電車にベビーカーを持って乗るしかないなんて状況はないし

思い通りにならず舌打ちするような人も見たことがない

殺伐とした雰囲気がほぼないのが、シンガポールの公共交通機関。

ちなみに私がシンガポールに来た当初、ある人が「またバスの列で横入りされてイライラした」というようなことを、よく言っていたのですが

ここの人たちは、並ぶという感覚がないので、横入りしたという感覚も、横入りされたという感覚も、無いんだと思う。

急ぎたければ、どうぞ。気ぃつけてや。

私はこの感覚が、とても居心地が良い。

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