シンガポールのローカル料理で、日本人が食べやすいものと言えば、チキンライスでしょうか。
日本には世界各国の料理が食べられるお店がたくさんありますが、アラフォー世代だと、基本和食か中華、という人もけっこういることに、シンガポールに来てから気が付きました。
私は20代の頃からアジア旅行が好きだったので、わりと辛い物も、香りが強い食材も好んで食べますが、辛い物は苦手という人もけっこういます。
年末年始にシンガポールに来ていた幼馴染もそんな感じで、チキンライスを好んで食べていました。
10日間滞在したので、ずっと一緒に行動してたわけではなく、一人で散策していた時間も多かったし、お腹が空いたタイミングでふらりと入れるお店やホーカーで、チキンライスを食べていたようです。
まず最初に、チャンギ空港に到着して、JEWELの「Violet Oon」で食べたチキンライス。こちらはお値段も一番高い分、チキンも柔らかく上品な味付けで、添えられているソースも豊富、見た目にも美しい。
次は、スマホにトラベルSIMカードをセットし、初めて一人でブギスに行った(というか息子の習い事があったので、放置された?ごめんよ)時に、アルバートセンターフードコートで食べたというチキンライス(ストール名は不明)。
初ホーカーが1人でアルバートセンターというのも、なかなかハードな経験をさせられていますが…それが旅というものよ。笑
チキンがしっとり柔らかく、たった3ドルで、こんなに美味しいものが食べられるのか!と感動したようです。
こちらも一人でオーチャードに行った時に、ラッキープラザで食べた「ラッキーチキンライス」。
ここ、私は行ったことがないのですが、有名なお店ですよね。シンガポールに来た頃に、ラッキープラザ近くで信号待ちしていたら、通りすがりの見知らぬ人に片言の日本語で「ラッキープラザノ、ラッキーチキンライス、オイシイカラ来テネ!」と突然声をかけられたことがあり、気になってはいたお店です。
ラッキープラザのディープさに怯むかな、とも思ったのですが、別に全然、と。
ホーカーではなく、食器もちゃんとしてるし、美味しくて安い、良い店だと。
最後に、一番期待して行った、一番の有名店。
マックスウェルフードセンターの「天天海南鶏飯」のチキンライス。
ここは残念ながら、チキンが骨だらけの部位で、全然身の柔らかさを味わえなかったとか。ライスはしっとり美味しかったらしいけれど。
食べた中で、味の好み、店の雰囲気、値段、総合的に考えて、一番良かったは
ラッキーチキンライス
だったとか。
ミシュランで有名な「香港油鶏飯・面(Hawker CHAN Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice & Noodle) 」や、 「Tiong Bahru Hainanese Boneless Chicken Rice」 にも行ってみたかったようですが、行ってみたら定休日だったり、混み過ぎていて入れなかったりと、諦めたようで。
他にも、文東記や威南記海南鶏飯、有名店はたくさんありますが、旅行中には他にも食べたいものもあるし、胃袋の限りもあるし、難しい。
そして、人によって味の好みは違うし、体調によっても味は変わる。お店のコンディションも、そんなにぶれたら困るけれど、食品だから仕入れにもよるし、日によって若干の違いはある。周りにいるお客さんだって、その時々で違うから
ここのチキンライスが一番美味しい!と断言するのは難しいですね。
2泊や3泊でシンガポールに来られる方に、一か所だけおすすめするにしても、その方の好みや、単身か家族連れかによって、案内するお店を変えるし。
日程に余裕があれば、目星を付けたお店をいくつか食べ比べて、自分にとってのベスト・チキンライスを探すのも、旅の思い出の1つですね。
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