大きなチーズを器にして、その中でパスタやリゾットを絡めるパフォーマンスは、イタリアンレストランでたまに見られますが
シンガポールの庶民の台所・ホーカーセンターでも、チーズの中で絡めるパスタが食べられるストールがあります。
マリーナエリアにある、グルメ本「マカンストラ」が選んだストールが集まるホーカーセンター、マカンストラ・グラットンズ・ベイで、そのストールを見つけました。
シンガポールに引っ越してきてすぐくらいに、バタム島へ行く前に行ったきり、4年半ぶりくらいに訪れたマカンストラ・グラットンズ・ベイ。
先日ステイケーションしていたマンダリンオリエンタルのすぐ目の前にあるので、ホテル食にも少し飽きて、軽く夕食を求めて、このホーカーがあることを思い出して行ってみました。
本来このホーカーはマリーナベイに通じるように造られていて、視界にサンズがどーんと広がる造りだったので、観光客やシンガポールに来たばかりの方におすすめしていましたが
長らく工事中で、まだマリーナベイには抜けられず、マリーナベイサンズは見えませんでした。
ちょっと残念。ここの通行止めが外れる日を待ちたいと思います。
ストールが代わったかどうかはわかりませんが、改装されたようで、記憶よりもだいぶキレイになっていました。
どこで買おうかな〜と物色している時に、このSAPORITA Flavors Of Italyの看板が目に入り
このチーズの中で絡めるパスタね！こんなストールがホーカーにあるなんて、食べてみたいじゃない。
トリュフチーズパスタとラザニア、ステーキとサーモンのグリルをオーダーして、待つこと15分くらい。
テーブルに着いて待っていたので、肝心のチーズの中でパスタを絡める様子は写真に収めていませんが…
チーズとトリュフのとっても良い香り。
ワイン飲みたくなる。
ラザニアもチーズとろとろで、ホーカーのプラスチック皿に乗ってるのが不思議な感じ。
ステーキは柔らかくて、期待に違わない味。ただこの盛り付けと、バルサミコのソースと、黄色い皿のミスマッチよ。
サーモンは身が厚い部分の中のほうがちょっとレアで冷たくて、いまいちでした。ちゃんとグリルされて部分は美味しかったので残念。
合計58ドル。ホーカーにしては高級ですが、レストランならこのお値段では食べられないので、試してみるのはアリかなと思います。
このストールではパスタ一品だけオーダーして、別のストールでインディアンプラタやホッケンミー、チリクラブを買って皿を並べるも良し。なんでもアリのホーカーグルメ。
ここは観光客向けだと、しばらく行っていませんでしたが、ホテルに泊まって、歩いてこのホーカーに行ったら、シンガポール旅行気分で楽しかったですよ。
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