三度目の正直的なバスクチーズケーキ

◆食べる・シンガポール
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とろとろバスクチーズケーキで有名な、パシールパンジャン駅前のカフェ、The Kins’ Specialty Coffee

ここ、2回くらい行ってみたことがあるんですが、いつも水曜日で、定休日。

サーキットブレーカーを挟んで、久しぶりに思い出して、朝から友達と待ち合わせて、行ってみました。

ここについて書いているブログやインスタはよく拝見しますが

よく

辺鄙な場所と書かれているんですけどね。

ホーランドヴィレッジからもそう遠くないし(MRTサークル線で5駅)、日本人がたくさん住んでいるウエストコーストからだってハイウェイ一本でバスで好アクセス。

ハーバーフロント辺りの海沿いに建つ素敵なコンド群からだって近い。

確かに用がなければ行くエリアではないけど、パシールパンジャンやハウパーヴィラは、IT企業が集まるビジネス街に勤務する外国人が多く住む住宅街。

自分の家から遠いってだけで辺鄙とか言うなよ。で、だいたいそういう人って日本で辺鄙な所に住んでた人ね。

と、いつも悪態ついちゃうんですけどね(月1のあれだから許して)。

ホーランドヴィレッジとウエストコースト住まいの二人で、スクランブルエッグが乗ったクロワッサンと、フラットホワイト飲んで

この卵、いろんなチーズと、辛味が効いてて、美味しかった。

バスクチーズケーキを半分こ。

これは、話に聞いていた通り、美味しい。

お友達が、これは自分では作れないから食べに行く価値があると言っていたけど、まさに!

ここにきて、周りで本帰国の話をちらほらと聞くようになりました。

インターナショナルスクールに子供を通わせている外国人家庭のシンガポール赴任というのは、それはほとんど転籍または転職で

母国よりも稼げるシンガポールで、ヘルパーを雇って、年中温かいところで子供たちも風邪を引きにくく元気に育てられて、、という環境に移住をしに来ているので、だいたい10数年は暮らす人が多く

本帰国=解雇・または本国へ転籍・転職が多い。

広い家の賃料、子供たちのインターナショナルスクール費、習い事、車、ヘルパー、ブリティッシュクラブやホーランズクラブ等のコミュニティ施設の費用など、軽く見積もっても月収20,000〜30,000ドル以上(約160万〜240万円以上)は稼いでいる家庭が

このコロナ禍で、あっさりと解雇され、就労ビザの期限内に転職先が見つからなければ、去っていく。

外資は、解雇や転職は日常茶飯事だけども、このコロナ禍では転職も簡単ではないし、今シンガポールでは新たな就労ビザの発給がスムーズにできないこともある。

まさかこんな謎のウィルスで、一家の人生が変わってしまうなんて。

息子のPlaydateグループの子の家庭も、子供4人を連れて急遽イギリスに本帰国が決まり、大量の荷物のダンボール箱を送る様子をFacebookに上げているのを見て、切なくなった。

厳しい時代であることを感じます。

日本人はあまり知らなかったりするけど、まだ終身雇用が基本で、会社の人事異動で海外に転勤し、何でも会社がサポートする日本の駐在員制度のほうが、他の国からしたら、珍しいんですよ。

つまり、大半の日本人の海外勤務=会社のサポートが必要、ということ。

こうして海外暮らしをしてみると、日本という国は、そこだけで完結できてしまう小さな島国であることを実感します。

一緒にいた友達は、たまにこうして朝カフェに付き合ってくれるけど、外資系企業の転籍で、日本からシンガポールに移住してきて、家族の大黒柱として稼ぐ、逞しい母。

明日は我が身なコロナの時代。

強い精神力を持って、生き抜いて行かないといけない時代です。


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