新年の運試し、Fortune Bowl 2024

◆イベント・シンガポール
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ターフクラブの旧正月を祝うレース、Fortune Bowl。

仕事でお世話になっている方から、今年もVIPルーム観戦に招待いただき、食事会とレースを楽しんできました。

レース開始前に、ドラゴンダンスとライオンダンス。

競馬場のVIPルーム、普段から華やかですが、旧正月はより一層。

競馬場を見渡せるテラスから、ワイングラス片手に観戦。

今年集まった方たちは競馬のレースに熱中して、盛り上がりました。私は2戦だけ馬券を買って、ほんのちょっとですけど勝ち。それで満足して、雰囲気を楽しませていただきました。

ビュッフェの食事と、ビールやワインをいただいて、ローヘイも。

神様がテーブルを回って、チョコレートやフォーチュンクッキーをいただきました。

フォーチュンクッキーのメッセージ。The best is yet to come。まだまだ頑張れってことかしら。

調教師と馬主しか入れないパドックにもお邪魔して、馬のコンディションをチェック。

後ろから見て、お尻が大きく丸く、後ろ足がまっすぐに伸びて筋力のある馬が強いのだそうです。

レース後にジョッキー全員が計量する様子も見学させていただき、貴重な体験でした。

ターフクラブは、今年の10月で閉鎖されることが決まっています。

つまり、シンガポールから競馬がなくなるということ。

1890年イギリス統治時代、上流階級の娯楽だったターフクラブの競馬に始まり、クリケットクラブ、ゴルフクラブなどの会員制クラブが広がっていったそうです。

プライベートクラブとして始まった競馬は、その後、政府の管轄へ。

しかし2010年にマリーナベイサンズにカジノが登場し、国民の興味は競馬からカジノへと移り変わり、ターフクラブは赤字続き。

そして昨年シンガポール政府は、ターフクラブの閉鎖を決定しました。

というわけで、こちらの旧正月祝いに参加させていただくのも、今年が最後となりました。

この決定の速さが、シンガポールの発展の理由の1つなのでしょうね。

シンガポールに住んでいると、一つの時代が終わり、新たな始まりを見届けることが、幾度かあるような気がします。

それもこの国に住む魅力なのだなと思います。

閉鎖後、ここが何になるかはまだ決まっていないそうですが、クランジに新たな娯楽施設ができるとは考えにくいので、HDB住宅になるんでしょうかね。

10年後は、まるで違う風景になっているのかと思うと、この緑豊かな風景を見納めしてきました。

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