5年通ったインターナショナルスクール 最後の日

◆子供の学校のこと・シンガポール
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息子がYear 1から5年通ったインターナショナルスクールから転校することを決め、Term最終日の金曜日が最後の登校日になりました。

Year 1からYear 3までは、毎月のように学校行事があって親も頻繁に行ったし、送迎もしていたので、私もよく学校の中の様子を覗く機会がありましたが

Year 3の後半からコロナが流行してイベントはなくなり、オンライン授業になり、友達との遊びやランチスナックタイムの遊びも制限される生活

でもそんな中で、子どもはどんどん成長して

小さい頃、それこそコロナ前のプライマリー低学年の頃は、子どもが友達を作るというよりは、親たちが友達を作ってPlaydateの約束をしていた面もあって。

パーティが好きな親、交流が得意な親が選んだ友達と遊ばせているから、実際の子どもたちの仲は…??という感じも、正直ありましたが

コロナで親が関われなくなったタイミングで、子どもにも意思が出てくる年齢になり

子どもたちは学校で本当に気が合う友達を作り、親同士はまったく知り合いではなかったけど、子どもを通じて連絡を取り合うようになって

高学年になった最近はもう自分たちで連絡先を交換してオンラインで遊ぶようになったので

親の余計な意見なしの、本当の意味での友達ができて、充実した毎日を過ごしているなと思ったインターナショナルスクール生活でした。

Year 5からはランチもキャンティーンで自由に買えるようになったので、気が合う子たちでスナックもランチも食べに行っていて

毎日決まった給食を先生が決めた班で食べるしかなかった自分の小学生時代に比べて、その自由と、気が合う友とのコミュニケーションを育む環境がいいなぁ…と思う。

特に今年はとても良い先生とクラスメイトに恵まれたので、6月のEnd of academic yearを待たずに転校を決めるのがつらかったのですが…

いろんな場面で、今が変化の時かなと思うことがあり

もっと大きな学校に移ることに決めました。

最終日も親は学校に入れないコロナ禍なので、いつも通りスクールバスで帰宅して終わり。

Year 3からは自分でスクールバスを降りられたので、もう普段はバスの迎えもしないのですが、在宅勤務だったし、最後だから…と迎えに出てみたら

同じスクールバスの子たちがみんなで手を降ってバイバーイ!と挨拶してくれて、ささやかな最後を感じました。

朝も見送りながら最後の記念写真。

転校する理由はまた書こうと思いますが

自由なシンガポールのインターナショナルスクールの中でも、ブリティッシュスクールはマナーや躾に厳しいほうなので

幼少期をブリティッシュスクールで過ごしたのは、後々まで彼の人生に良い影響をもたらしてくれるのではないかと思います。

ずっと好きな映画の台詞があって

「ずっと同じではいられないものですよね。人はみんな変わって行くものです」

「人は(水の流れのように)ぴとぴと進化していくから面白いのよ。流れながら見えてくる事もあるしね」

終身雇用の会社で働き、30代でついの棲家を建てて土地に定住する日本の文化とは、まるで違う生き方だと自分たちで思うのですが

変化を楽しみ、わくわくしながら次の世界の扉を開けてみる

そんな子になってくれたらいいなと思いながら育てていて

私よりもさらに息子のほうが、そんな人になっている気がします。

息子は好き嫌いの意見がハッキリしているので、好きなものは大好き、嫌いなものには関わらないタイプ(私の遺伝か…)。

好きなもの、居心地の良い場所を選んで、自由に生きて行ける知恵と知識と力を付けてほしい。

別れは門出

本帰国や転校していく友達を見送る息子にそう言い続けてきましたが

今まさに門出を祝う時を迎えて

見送ってくれる友達がいて

次のチャレンジを楽しんでくれるといいな。


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