ベトナム料理といえば、一般的には、バインミー、バインセオ、フォー、プリンなどが思い浮かぶと思いますが
初めてのホーチミン旅だったのに、そのどれも食べませんでした。
というのは、直近まで駐在されていた友人いわく、ガイドブックで紹介されるほど、実際にホーチミンに住んでいる方たちは、それらを食べないのだそうです。
実際にシンガポールに住んでみると、ガイドブックと実生活で食べるものは違うのと同じことでしょうね。
だからと言って、ガイドブックで紹介されている料理が名物料理ではない、わけではないと思いますが。
友人おすすめのホーチミン名物「花鍋」が気になったので、ディナーに行ってみました。
お店は、ホーチミンのおすすめをたくさん教えて頂いた中でも推しだという、「An Viên」 。
1区の交通量が多い大通りから路地を入ったところにある伝統的なベトナム建築の一軒家で、アオザイを着た女性スタッフが出迎えてくれました。
大通りの喧騒とはまるで別世界の、優雅なお店。
こちら、世界各国のVIP御用達のベトナム料理店だそうで、アメリカの元大統領や、シンガポールのリー・シェンロン現首相も訪れたのだとか。
豪華なインテリア、スマートなスタッフに、納得です。
この日は平日だったので席は余裕がありましたが、予約をして行きました。週末は予約が必要だと思います。
どこを見ても美しい店内。写真を撮っても良いですか?と聞いたら、快く2階もどうぞと言って下さったので、料理をオーダーして待つ間に、2階にも行ってみました。団体の貸し切り利用はこちらかな。
階段から降りて来た時に見えた1階の美しいこと。
なぜか息子がこのお店をかなり気に入ったようで、素敵だ素敵だ呟いていました。笑
最後のディナー、サイゴンビールで乾杯。
久しぶりに食べた、生春巻き。
こちらが、花鍋。
ズッキーニやカボチャの花を食べるお鍋です。
見た目にも華やかでヘルシーなホーチミンの伝統料理なのだとか。
スタッフが鍋の準備から取り分けまでしてくれるので、すべてお任せ。
大きな海老も、頭と殻を外して食べやすいようにカットしてくれます。
このお鍋のスープ、少し酸味と辛みがあって、野菜を美味しくたくさん食べることができて、とても美味しかったです。旅行中は食事の量が増えたり、いつもより脂の多い食べ物も増えて胃が疲れるので、最後に鍋を食べてホッとしました。
ただ、食べるごとに辛みが増していくので、息子には無理だったようで。
ビーフのステーキを追加でオーダーしました。
こういったベトナム料理店でステーキがあるのは意外でしたが、柔らかくてとても美味しかったようです。切り分けたら、あっという間に食べてしまいました。
最後にお茶をいただいて、満足な最後のディナーでした。
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★他にも教えて頂いたベトナム料理店のリスト
・庶民的で美味しいチーホア
・ストリートチルドレンが働いているフーンライ
・ブラピが来たことで有名なクックガックアン
ベトナム食器も購入できるクアンブイ
・アヘン工場の建物を改装したホアトックは料理教室も併設
どちらも美味しそうで、またいつかのホーチミン旅行のために残しておきます。
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