フランス統治時代の香りを残す街・ホーチミン。
美味しいフランス料理の店が多いと聞いたので、一度はフレンチのランチに行こうと思っていました。
シンガポールにもフレンチのお店はもちろんありますが、物価の高いシンガポールの中でもフレンチは特に高級、気軽なビストロもあまり無いので、「子連れで行く」という雰囲気では無い気がします。
フレンチの店がたくさんあるホーチミンには、高級店からランチコースが10ドルくらいの気軽なお店まで豊富のようで、家族でフレンチを食べに行く人も多いのではないか?と思って。
夫の実家は、毎年お正月に親族揃って京都のフランス料理店へ行くので、息子も初めてではないのですが、いつも個室を利用しているので、マナーもそれほどかしこまらず。子供メニューがあるので、食べやすかったのです。
でももうすぐ8才、そろそろ行けるのではないか?と思って、行ってみたのですが。
結果
息子には、まだフレンチは早かった。食べ慣れない食材や味付けに、あまり食が進みませんでした。
そんな反省がありつつも。
お店は素敵で、私と夫は堪能したので、その記録を。
***
選んだお店は、元ホーチミン駐在の友人おすすめの「Jardin Des Sens Saigon」。
3区の大使館・領事館の近くにあります。この辺りは落ち着いた街並み。友人はこの近くに住んでいたそうで、こんな街で生活するのも良いだろうなぁ。。
フランス統治時代の建物を改装した一軒家レストラン。
予約を入れていったからか、入口でシェフが出迎えてくれました。
さっそく息子がシェフに「誰?」と尋ねていて、ひやひや。。
勝手に英語で話しかけて、自己紹介して握手とかしてるので、親は冷や汗かきます。。
1階はワインセラー。レストランは2階。
平日のランチは、3コース 630,000ドン(約3,200円)++のみ。
キッズメニューはないので、息子も大人と同じコースにしました。
グラスワインが一杯付いていたのですが、私はこのあとフェイシャルエステを予約してしまっていて…残念ながら飲めず。毎日スパやエステに行っていたホーチミン旅、あまりお酒は飲めませんでした。
コースの最初にいただいたパンが美味しくて、お代わりしたがる息子を抑えつつ…
前菜、私はパンプキンのスープ。
写真はありませんが、夫と息子はカエルのフライを選びまして。息子には「チキンだよ」と言っておいたのですが(嘘つき母)、食べ終えてから「カエルだよ」と打ち明けたら、今まで見たことがないような表情で驚いていました。
メインはサーモン。身が厚く、中が少しレアな焼き加減と、バジルのソースがとても美味しかった。
息子はサーモンが大好きなので、喜ぶかと思ったのですが…食べ慣れないソースだったようで、「醤油かけたい」と呟いていました。お黙り…。
デザートは、りんごのタルト。
コーヒーも付いて、満足のランチでした。
我が家は小学生の息子1人なので、フレンチに行けないこともないのですが、もうちょっと食に興味のある子だったら、一緒に楽しめるのだろうけれど。和食にしか興味がない子なので、まだ早かったかなという反省。
こういう素敵なレストランは、夫と2人で行ける時にしておこう。
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