なぜコロナ禍にシンガポールにいるのか確認するためにNational Museumに行ってみた独立記念日。

South
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シンガポールの、56回目の独立記念日。

最近、あまりにもこの国の辻褄合わない規制変更のやり方に嫌気がさしていて

国旗を掲揚した空軍機を見に行く気も起こらず

なぜ私は今このコロナ禍でシンガポールにいるのだろうか

初心を思い出して、確認したくて

ナショナルミュージアムに行きました。

夫と息子は、5年目にして初めてナショナルミュージアムの常設展に行きました。

ナショナルデーは、ナショナルミュージアムの入館が無料になります。

国民はいつでも無料なので、いつもは有料な欧米人が驚くほど来館していました。

私は初めてガイドツアーなしで回りましたが、やっぱりガイドツアー付が良いです。

日本語ガイド・英語ガイドの両方で回った事がありますが、あの雰囲気を作ってくださっていたのはガイドさん達のチカラだったとよくわかりました。

そして、リー・クワンユー元首相のシンガポール独立のスピーチをじっくりと聞いて

我が家がシンガポールを選んで、ここに住んで、子育てして、働く意味を、改めて考えた。

2階のチームラボの展示も

ここも素晴らしいので、ぜひ忘れずに。

初めてナショナルミュージアムに行った息子は、5歳でシンガポールにきて、もうすぐ10歳になる。

インターナショナルスクールに通って、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、インド、韓国…違う国の友達や先生と学校生活を送り

日本人だけどシンガポールで暮らす生活はどうですか?と聞いてみたら

「日本には、おじいちゃんおばあちゃん、親戚とか友達に会うためにVisitしたいけど、僕はシンガポールで学校に行きたい。ここでお父さんとお母さんと暮らしたい。」

とキッパリと言うので

この子にとっての生活のベースはもうここなんだなと思った。

もう3年も日本に帰っていないのだから、当然か。

「お母さんが仕事して、忙しくて休日も仕事をしてるのはどう思いますか?」と聞いたら

「お父さんも一生懸命仕事して、僕も学校に行ってるんだから、お母さんも頑張って働くのがフェアだよ」

だと。

「みんな大変なんだから、みんなで頑張ろう」って息子に諭され

もうシンガポール生活が旅行気分の時期は終わったのだなと思った。

ナショナルミュージアムのお土産ショップは品揃えがよく、シンガポールの動植物のグッズなどが素敵で、いつも絵葉書を買って帰るのだけど

観光客が来なくなり、だいぶ品揃えが変わり、Super mamaの売り場が多く占めていました。

ワークショップもあるらしい。いいね。

この、ぺとっとくっつく人形(1ドル)とか、絵付きフォルダーなどを買って帰りました。

今年は国旗掲揚の空軍機を見に行きたいとか、そういう気持ちは全く起こらなかったけど

ナショナルミュージアムに行ったのは、私にとっては良いナショナルデーの過ごし方でした。

家でランチを食べてから出かけたけど、小腹が空いたので、ナショナルミュージアムの隣にあるSMUに入っているベーグル屋さんONALUへ寄り

おやつベーグル

ここは大学施設内だからか、ランチを食べる学生のために開放されているのか、あちこちの店でテイクアウトしてきた物を食べている人がたくさんいたし

翌日から規制解除だし、ワクチンを接種していなくてもホーカーはOpen airだから飲食OKという規制に、なんだかもうよくわからなくなった。

学生価格なのかな、手頃でボリュームがあって美味しいベーグル。

エンジェルリングがベーグル。

この辺りは緑が多くて

ナショナルデーは快晴の日が多くて、暑いけど散歩したくなる

もうちょっと外にいたくて、バスに乗って、マリーナベイまで移動。

東京オリンピックも終わり、日本はお盆を迎えたら、残暑からだんだんと初秋を感じる季節に移り変わる。

シンガポールに来た頃は日本の四季が恋しかったけど

もうこのずっと夏な気候に慣れて、温度変化のない暮らしのラクさに慣れてしまった。

マリーナ周辺によると、大体寄って帰る、マリーナベイサンズのホテル棟1階にありブーランジェリー・Origin+Bloomに行ったら

ナショナルデー限定メニューがあったので

ケーキを買って帰りました。

ミルクバブルティーのケーキの可愛さがすごくて買って帰らないわけにいかなかった。

フタの部分を外したら、ちゃんと中もタピオカが入ったミルクティー風。

チリクラブクロワッサンも、中に蟹身が詰まっていて美味しかった。

私と息子はナショナルデーの前日にシンガポールに引っ越してきたので、毎年この辺りは、その日を懐かしく思う。

コロナ禍で日本に帰らずに3年が経ち、予想以上にシンガポール暮らしに馴染んでしまった息子は、インターの1年生で入学して、来週からもう5年生になる。

外国人たちは、日本人よりも身軽に国をまたいで転職や引っ越しをするので、このシンガポールの厳しさに耐えるなんてことはせず、どんどん出ていく。

このコロナ禍をどこでどう過ごすのが良いのか迷うところだけど、我が家はシンガポールにいるのだろうな。


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