シンガポールでウォーキングをする定番の1つであろう、ボタニックガーデン。
我が家のヤードからは、眼下にボタニックガーデンの深い緑が広がっていて、洗濯をしながら毎日その風景を眺めているのですが
それで満足してしまっていて、ここに引越してきてから、一度も園内に足を踏み入れていませんでした。
ジュロンイーストに住んでいた頃には、バスに揺られて子供の遊び場に何度も来ていたというのに。
2月に入ってウォーキングを始めて、やっと、行ってみました。
この写真を撮った日は、まだCOVID-19の警戒レベルがオレンジになる前でしたが、それでももう人混みには行かないようにしていた頃で
ボタニックガーデンは観光客も多く訪れる場所なので、観光バスが到着する前に…と、夫と息子を送り出して、朝8時頃には行ったのですが
平日の朝、既にウォーキングをしている人、ヨガのグループがたくさんいて、みなさんこんなに早くから行動してるのね!と驚きました。
ボタニックガーデンでは、オオトカゲにもよく遭遇しますが
この日出会った、この方は、久しぶりに、ビビるくらい大きかった…。
コモドドラゴンじゃないかと思ったくらい。
一人だったら、通るのを躊躇したかも。。
まだ雨期と乾期の間のような気候の日々ですが、晴れた日が増えてきたので、ブーゲンビリアが色鮮やかになってきて、きれいです。
オーケストラ等が開催されるステージ
この辺りでは、腕立て伏せからの全力走!みたいな、軍隊のようなハードワークをしている女性グループがいて、エネルギッシュで見とれてしまった。
いつも思うけど、シンガポールは計算されたジャングルだなぁ。
私は整備された埋め立て地で生まれ育った人間なので、こういう人の手の加わった自然が落ち着きます。
この日は、久しぶりにボタニックガーデンを歩いたついでに、初めてナショナルオーキッドガーデンに入ってみました。
ここで蘭の写真を撮り過ぎて、どう整理したら良いのかわからず、しばらくブログも上げられずに放置していて…やっぱり整理しきれなかったので、どどんと載せます。
シンガポールの国花である蘭。
こんなにたくさんの種類の蘭を見たのは初めて。
ガーデナーさんたちに美しく整えられた庭園、どこを見ても画になります。
各国の首脳やVIPの名が付いた蘭が集まる、VIP ORCHID GARDEN。
日本の雅子皇后陛下の蘭もありました。
USのミッシェル・オバマ元大統領夫人の蘭。
そして、UKの故ダイアナ妃の蘭も。
モザンビークの元大統領 ジョアキン・アルベルト・シサノさんの蘭は、ストライプ模様のような、初めて見る蘭で、素敵でした。
もう一つ、世界の著名人たちの蘭が集まるセレブリティ・ガーデンというのがあり、こちらも楽しみにしていたのですが
時期によって、変わるようで…
ネットのガイドで見たような、ジャッキー・チェン、リッキー・マーティン、ペ・ヨンジュン、そして氷川きよしさんの蘭は見つけることができませんでした。
2019年末の紅白歌合戦の衝撃から、Kiiちゃん(氷川きよしさん)の蘭を見るのを密かに楽しみにして行ったんですが、残念。
代わりに、元シンガポール観光大使を務められた斎藤工さんの蘭がありました。
さすが、色気溢れる斎藤工さんの蘭は、色が濃ゆくて、なんだか蝶がいっぱいとまっていた。。
日本に住んでいた頃は、鉢植えの胡蝶蘭を見るくらいでしたが
シンガポールに来てからは、毎日見る身近な花になった蘭。
一口に蘭と言っても、こんなにたくさんの種類があるとは。圧巻でした。一度は見に行ってみるものですね。
ボタニックガーデンをぐるりと一周して、オーキッドガーデンを見て、約2時間半のウォーキング。
MRTボタニックガーデン駅の門で出ても、まだ10時半。
まだクルーニーコートのお店もあまりやっていないくらいの時間ですが、Cold Storageで買い物をして帰れるので便利。
クリスマス・シーズンのサンタさんが有名なクルーニーコート。
シンガポールに住んでいて、クリスマスシーズンにしかクルーニーコートに行かないという人も多いのではないでしょうか。
チャイニーズ・ニューイヤーの飾りも毎年素敵です。
たくさん歩いた自分への褒美に、PLAIN VANILLAでカップケーキを買って帰ろうと入りましたが、この時間はまだカップケーキ販売が始まっていなかった。
朝食メニューは朝8時からだけど、カップケーキは12時からの販売なんですね。
この時間にケースに並んでいた中から、バナナケーキを買って帰りました。
ここのカップケーキや焼き菓子は、日本人には「甘すぎる」と不評な話をよく聞きますが…
自分、全然、大好物っす。
目に見えないウイルスにどう警戒したら良いのかわからず、家にこもって、体調不良という話を最近耳にします。
家にばっかりいたら、むしろ身も心も弱って、免疫力が低下して負けそう。
涼しい朝のうちに、ボタニックガーデンを歩くのは、とても気持ちが良いです。
同じように考える人が多いのか、それとも元々のルーティンなのかはわかりませんが、たくさんのシンガポーリアンや西欧人が運動していて(とっても広いのでもちろん全然混み合ってはいません)
妙に安心したり。。
朝から運動した自己満足感と、爽快感が合わさって、なんとも良い気分で1日をスタートできるので、ボタニックガーデン・ウォーキング、気に入っています。
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