ティオンバルに行くといつも、「ここにも行ってみたいんだよな」と思いながら通り過ぎていたお店
Ah Chiang’s Porridge Singapore
お粥と豆花のお店なんて、どっちも大好物じゃないか
しかも、非一般的豆花って
と思いながら通るのが、いつも食後なので、まだ入ったことがなくて
ホーカーもお洒落カフェもたくさん建ち並ぶティオンバルは
マーケットまたはどこかのカフェで待ち合わせの目的がある時に行くことが多いので
一人でふらりと街角で見つけたローカル食堂に入る機会がない街なのです、私にとっては。
なので、先日Flamingoでまつ毛パーマしに行った後、ついにここに入ってみました。
レジでオーダーして支払ってから、席に着いて待っていると、食事が運ばれてくるスタイル。
お粥は、プレーン、豚肉、魚、ピータン、そのミックスと色々と種類があり、ホーカーよりちょっと高いかなくらいの価格。
ピータン粥が大好きなので、迷わずピータン粥(4ドル)をオーダーしましたが
ここのおばちゃんたち、英語は、ほぼ通じません。
勢いと身振り手振りでオーダーできます。
もう狭いシンガポールから出られなくなってから1年数ヶ月経ちますが、久しぶりにアジア旅行をしているような気分を味わいました。
席で待ってろ的な感じだったので、適当に空いている席に座ったら
「そこじゃない!9番の席って言ってるでしょ、9!ナイン!!」と3人のおばちゃんに叱られました。
席の指定があるようです。
1回で聞き取れなくてすいません。
なんだかマレーシアの地方都市に行ったような、ゆるいローカル感。
ペナン島とか、マラッカとか。
私はマレーシアが好きなので、シンガポールに来る前からよくマレーシアを旅行していたし、シンガポールに来てからは更に年に何度もマレーシアを訪れていたので
束の間の、妄想トリップに浸りました。
ジョホールのプレミアムアウトレット&焼肉も行きたいし
ペナンに移住している友達を訪ねた時は、またすぐにペナンに行って会えると思っていた。
会いに行っておいて良かった。
立て続けに2回行った情緒あるマラッカの街は、今はどうなっているんだろう。
すぐ行けたはずのマレーシアが、こんなに遠くなる日が来るなんてねぇ。
そういえば、最後のKL旅行記を完成させていないことに今気付く。
書き残しておきたいな。
なんて浸っていたら、お粥がきました。
このお店は、作り置きのお粥をただ器に入れて提供するのではなく
注文が入ってから具を入れて一つずつ調理して出しているようなので
運ばれてくるまでに少し時間がかかります。
アジアでよく見かける、鶏の器。
生姜、ネギ、そしてやっぱりチリが添えられてくるのがシンガポールのお粥。
4ドルのお粥でも、ピータンたっぷり。
魚醤が入っていて(テーブルにもあるのでさらに足せる)、しっかり味があって美味しかった。
お粥を食べてから、レジに行って豆花を買いました。
1.5ドル。
食感は硬めで、プルプルの豆花を期待していたのでちょっと想像と違いましたが
豆の味がしっかりしていて、見た目よりも美味しかった。
こういうところに来たら、アイスコピCを飲むことが多い。
絶対お粥にコピCって合わない食べ合わせだと思うんだけど
周りのローカルのオジイたちが、まるで配給のようにコピを飲んでいる姿を見ると
なんかついコピを注文するのが道理だろう、という気分になって注文してしまう。
朝から夜まで営業してるし、一人でさっと食事ができて、良い店だ。
夫にも、Flamingoの帰りにここで夕飯を済ませて帰ってきたらどうかとメッセージを送っておきました。
外食のススメ。
このヨントーフ屋さんも、行こうと思いつつ、まだ行ったことがない。
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