愛情深いのか、薄情なのか。

◆子供の学校のこと・シンガポール
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金曜の放課後、仲良しのイギリス人少年からコールがあり、「これから遊びに来てよ。泊まりにおいでよ」と言われていた息子。

いつもなら二つ返事で荷物をまとめて遊びに行ってしまうところが、先週はマラッカ旅行もあったし、学校でちょっと事件があったり(これはまた改めて書きます)、実は腹痛で2時間くらい早退してきた日があったりと、疲れ気味だったようで

「今日は疲れてるから行けない。明日の午後なら遊びに行けるかも」

とか、なんとか、断っていた。

土曜日、息子のピアノレッスン後にVivo vityでランチをしていたら、またイギリス人少年からコールがあって

「お姉ちゃんの友達が泊まりに来たんだけど、ママとお姉ちゃんたちがケンカしててうるさいから、そっち(我が家)で遊んでいい?泊まっていい?」と。

息子は日曜日のお昼から、今の学校の昨年度クラスで一緒だったインド人少年宅へPlaydate に行く予定だったので

「泊まるのはダメだけど、遊びに来るのはいいよ」

と言ったのだけど

「明日早朝に帰るから泊まる」と。

なぜ。笑

息子の手が不思議な感じで写ってますが、木製の手の置物を持っているのです。

なんか…

息子の友達に、いつもネゴシエーションで負けている気がしなくもない…。

夜ご飯は、2人で近くのマクドナルドに行って食べてきたので、私は何も準備もせず

プライマリー最終学年の少年たち、急に泊まりで遊びに来てもラクになったものです。

イギリス人少年が誕生日プレゼントにパパママから買ってもらったというPS5を持参して、夜中まで遊んでいて

翌朝9時半には帰ると言っていたのが

結局、息子がPlaydate に向かう10時半のギリギリまで家にいて

ママに手配してもらったGrabに乗せて送った瞬間に

これからPlaydate でお邪魔するインド人ママから「そろそろ出る頃かしら?」というメッセージをいただき

今度は息子をGrabで送り出しました。

イギリス人少年のママと、インド人少年のママと、交互にメッセージして

何この二股かけてる感。

どちらも、今のクラスメイトではないんですけどね。

親の目から見ても、うちの息子は男女問わず人に優しい。

無理なことはキッパリ断るけど、相手の希望を叶えてあげたい気持ちで譲歩はする。

売られたケンカは買うけど、手は出さない。自分から絶対にケンカは売らない。

だからなのか、よくわからないけど、息子のことが好きで好きで仕方ない友達が結構いまして

おかげで母はこんな二股疑惑なことをしなければならない時があります。

今回は、最初から、日曜は別の友達の家に遊びに行くと、イギリス人少年に話してあったようで

なかなか帰らず、帰り際に「夜またオンラインで遊べる?」と聞いていたイギリス人少年に

「今日はもう無理だ」とキッパリ答えていた息子。

なんだろうこの二股かけてる感。

なんだろう。

なんでも正直に言うから、「それでもいいから」と食い下がられるのだろうか?

すごい愛情深さを見せたと思いきや、薄情にもなる。

その加減が、良いんだろうか。

このブログにも書いてきた歴代ベストフレンドたちの息子好き度が激しすぎて、母はどうして良いものか、たまに迷います。

コロナ禍でパパの会社が倒産し、両親が離婚してニュージーランドに帰った少年は、毎日I like youと言ってくれていたのが、いつしか毎日I love youになり、「本当に好きだったんだよ」とニュージーランドに帰っていった。

毎日のように家を行き来していたコンドのオージー少年は、ママとパースに帰ってからも、相変わらず毎日コールやメッセージが来る。

毎日激しくコールしてくるので、将来ストーカーにならないか心配なくらい。

彼はもうすぐスクールホリデーで、シンガポールに残っているパパに会いに来るらしく、我が家に「泊まりに行く」という連絡がきた。

このオージー少年とイギリス人少年が、あまりにも毎日コールしてくるので、時間が足りなくなった息子が、まとめてみんなで一緒にオンラインゲームをしようと提案したことがあったのだけど

オージー少年とイギリス人少年が壮絶なケンカを繰り広げ、ママまで出てくる事態になったこともありました。実は。

なんだろう

欧米豪人は愛情表現が激しいのか

自分のテリトリーをガッチリ守る主義なのか

ネゴシエーションも激し目なのか

母、よくわからないけど

なんだろう、この何股か、かけてる感…。

でもこの性格は本当に私の父にそっくりで、定年退職して15年経つ今でも「過労死しそうだ」というくらい、多趣味で、ボランティア活動に出かけて、幼馴染たちも定年退職しているから、あちこちから声がかかって、75歳でもジョギングは欠かさず、毎日忙しい。

コロナ禍を経て久しぶりに会ったこの夏も、父は相変わらず父は分刻みのスケジュールで

でももう年なので休憩は必要なようで、昼寝して休息を取り、また出かけていた。

息子を見ていると、きっとこの子も一生父(祖父)のように人に囲まれて生きるんだろうなぁと思う。

でも二人とも共通しているのは、スーパー!マイペース

選ぶのは自分の意志

興味のないものは断る

好きなものは分刻みのスケジュールでも出かけていく

自分のペースは崩さないから、やっていけてるんだろうなぁ。

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