香港で何を食べたい?と息子に聞いたら、蟹!と。
上海蟹のシーズン(秋)だったら、街中の有名レストランから選ぶのだけど、それ以外の時期だとなかなかお店が思いつかず
シーフードが食べたいなら、久しぶりにラマ島に行って見ようかと、Lamma Rainbow Seafood Restaurant 天虹海鮮酒家をWhatsAppから予約しました。
ラマ島は、香港島の中環にあるフェリーターミナルから約30分のところにある離島で、香港島や九龍をイメージする香港とはまるで違う、のどかな島。
香港の人たちも、休日にフェリーで出掛けて、シーフードを堪能して、ハイキングを楽しむようです。
昔、夫と2人で香港旅行をした時に、ラマ島に出掛けたことがあって、海もきれいで、のんびりシーフードを食べた良い思い出の地なので、久しぶりに行ってみることに。
レインボーシーフードレストランは、事前に予約をすると、中環・九龍⇆ラマ島まで、お店専用フェリーでの往復が、無料で利用できます。
WhatsAppで簡単に予約ができました。
お腹を空かせて行こうと、ホテルから歩いてフェリーピアへ。
レインボーシーフードレストランの専用フェリーが出るピア9は、大きな観覧車の向かい側。
香港返還27周年の赤い旗が飾られていました。
1997年7月1日に、香港の主権がイギリスから中華人民共和国へ返還、移譲された時の印象は子どもながらに強く残っていたのだけど、あれからもう27年も経つのですね。
インファナルアフェア2の香港返還シーンも印象的。
こういうことを書くと、自分も年を取ったものだと思います。
だから息子に、「お母さんの誕生日って、BC(紀元前)?」と聞かれてしまうんだわ。
香港は10代〜20代によく行っていたから、思い出が蘇って、ノスタルジックを感じてしまう。
レインボーシーフードレストラン専用船は、この表示のある場所に着きました。
ここに行ったらスタッフさんが待機していて、予約名を確認して、乗船シールをいただきました。
レインボーの店名通り、虹のカラーの船が来るので、すぐわかりました。
昔よりも船がかなり大きくなっていて、お店が繁盛しているのですね。
すごい!立派な船
こんな豪華な船にゆったり乗って行ってしまっていいのー?と思ってたんですけど、そんなはずはなく
香港島のピアを出港して、すぐに向かい側の九龍ピアに到着したら、たくさんの人が乗船し、満席の相席でした。
どうやら、レストラン直予約の人たちはこの「VIP」シールで、1階席。
このレストランを含めた旅行会社催行のハイキングツアーのお客さんは、2階の屋外デッキを案内されるようでした。
それではラマ島に向けて出港。ニョキニョキのビル群を見ながら、船に揺られて、すぐ爆睡しました。
気がつけばビル群のない、のどかな島に到着。
ランチを食べるためにフェリーで小トリップ。これは息子も喜んだ楽しい体験でした。
到着です。2階デッキから降りて来た人がいっぱい。200人くらい乗れる船なのだそうです。
Sok Kwu Wan 索罟湾はシーフードレストランが建ち並び、小さな繁華街が賑わっていました。
人の流れについて行って、レインボーシーフードレストランまで。
店先に生簀があり、新鮮なシーフードを料理してくれるお店という雰囲気。
ツアーの団体さんたちは、赤いテーブルクロスの大テーブル席。
一緒の船で到着した方達が続々と席について、大賑わい。
私たちのような個人客は、黄色のクロスが掛かった小さなテーブルがあるエリアへ。
海と、山と、青空と、船を見ながら、乾杯。
香港の近代的な街からたった30分で、全然違う島に来られる気軽な旅。
まずは、茹でた白海老。シンプルだけど、これが最高。
この海老が大好きな息子、殻を剥くのが上手い。つるんと脱皮させるのが楽しいらしい。
ハマグリと春雨のガーリック蒸し。
そして、お待ちかねの蟹。6月は、花蟹の卵白蒸しがおすすめだと言うので、それをお願いしました。
シンガポールでチリクラブを上手に食べられるようになり、すっかり蟹好きな子。
殻をどう割れば、身がまるっと取り出せるか、わかってきたらしい。
母子2人だと、この3品オーダーで、お腹いっぱい。
お会計は、1,180香港ドルくらい、ちょうど200シンガポールドルくらい、日本円だと22,000円くらいでした。
2人分のフェリー往復代込みで美味しいシーフードを堪能したので、満足な小トリップランチでした。
満腹で、帰りのフェリーももちろん爆睡で香港島に帰りました。
にほんブログ村