Happy Birthday Singapore!公式バースデーパーティ、ナショナルデーパレードのプレビュー初体験

◆イベント・シンガポール
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8月9日は、シンガポールの建国記念日。

国を挙げて、国民全体で、シンガポールのお誕生日をお祝いします。

今年はパダン広場で開催されるナショナルデーパレードに向けて、7月から毎週土曜日にプレビュー(リハーサル)が行われており、応募して当選した国民と永住権保持者、そして招待客が、その会場でパレードを見ることができます。

外国人としてシンガポールに暮らす私には、その機会はないと思っていましたが、ありがたいことに仕事のご縁で、プレビューに招待いただきました。

ナショナルデーパレード、つまり、シンガポールの公式バースデーパーティ

そんなイベントに参加できる日が来るとは思っていなかったので、赤い服を着て(正装)参加させていただきました。

今年は建国59回目のお祝い。

60周年の来年は、盛大なお祝いをするのでしょうね。

雲一つない快晴の日で、とっても暑かったのですが。パダン広場に入れる機会もなかなかないので、ありがたく。

しばらくマリーナのステージで行われていたナショナルデーパレードですが、やはりこの歴史あるパダンが良い、というのが多くのシンガポーリアンのご意見のようです。

戦前からあるナショナルギャラリーの建物は、日本の占領時代には市庁舎として使われていたそうで、そのような歴史がありながらも、現在のシンガポールが日本人に対して寛容であること、日本人がこの場に参加させていただけることに感謝の気持ちで、この風景を眺めました。

入場の際にいただいたグッディバッグには、暑い会場で脱水症状を防止するための水、その他飲み物が数本、パン、ビタミン剤、クラッカーなどの軽食、そしてパレードの応援グッズの数々が入っていました。

パラシュートで降りてくるレッドライオンを間近に見られたことに感激。

今年は隊員の中に女性が2人いるそうです。

陸海空の各軍のパレードの様子が圧巻で、毎年テレビ中継を見ていましたが、つくづくシンガポールは賢い国だと思います。

このパレードを見たら、国民の男の子たちは、自然と兵役に行くのでしょうし、憧れることもあるのでしょうね。

そして、国民の軍が、自分たちで国を守っていることを誇りに思うのでしょう。

まずは花形エアフォース(空軍)が魅せます。

海軍のパレード

陸軍の戦車が空砲を撃つ迫力がすごかった

そして消防などの民間防衛軍(バスや市民の生活の場に非常事態が起こった時の救出)のパレード

ローカル校の生徒さんたちによる歌やダンス、シンガポールの文化の象徴の一つであるホーカーストールをイメージしたショーなど、盛りだくさん。

3時間ほどのパレードの最後を締めたのは、国家斉唱。

マジュラシンガプーラをライブで聴くことができて、感動しました。

国歌斉唱の終わりに合わせて、マリーナで盛大な花火が打ち上がりました。

私がいた一般席からは、残念ながら花火は見えなかったのですが(ナショナルギャラリー前のVIPからは花火が見られるように会場が造られているのですね)

ナショナルデーといえば気軽にマリーナに見に行っていた花火、あの打ち上げの前に、こんなストーリーがあったのだと知りました。

パレードの中で、歴代首相、リークワンユー、ゴーチョクトン、リーシェンロン、そしてローレンスウォンの名言が流れるシーンがありました。

声が流れるだけで、誰だかわかる。それくらい、歴代首相の言葉がよく市民に伝わっているというのも、シンガポールの素晴らしさの一つだと思いました。

ナショナルデー当日は、家からテレビ中継でパレードを観るか、家族とマリーナで花火を見るか、まだ決めていませんが

シンガポールのお誕生日を、感謝を込めてお祝いしたいと思います。

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