久しぶりに、ジョホールバル・プレミアム・アウトレット(JPO)に行って来ました。
前回の記録を見返したら、2018年6月に行っていたので、1年半ぶり。
この時はジュロンイーストからトゥアスリンクを通って、JPO行きのバス(JPO2)を利用したのですが、バスの本数が少なく、トゥアスの国境のバスインターチェンジにはカフェもなく、タクシーも乗れず、どうにもならずに1時間半も待つことになってしまって…。帰りはJPOからジュロンイーストまで直通でスイスイ帰りましたが、往路は大変。
今回は、家も引越しているので、ウッドランズ経由で国境を越えて、シティスクエア下のバスターミナルからJPO1を利用しました。
初めてJPOに行った時の記録で、「わざわざJPOで買い物をすることをすすめはしません。でも遠足のようで楽しかった」というブログを書いたのですが
それから1年半が経ち、グレートシンガポールセールや年末セールを何度か経験してみて
「我が家が欲しいものは、シンガポールのセールでは安くならない」ということに気付きました。
シンガポールのセールでは高級ブランド品が大幅値引きされるので、そういったものは良いのですが、子供服や夫の通勤着に買うラルフローレンなどは、シーズン物は安くなっても、定番品やネイビーなどの定番色はほとんどセール対象外。たまに40%OFFくらで欲しい物を見つけたとしても、日本やアメリカに比べてシンガポールの定価が高いので、シンガポールで買わなくても一時帰国で買えば良いな…という気持ちに。
日本のアウトレットと同じくらいの価格のジョホールバル・プレミアム・アウトレットはやっぱりお得と、考えを改めましたので、その記録を。
ジョホールバル・プレミアム・アウトレットへの行き方
車
自家用車をお持ちの方は、ウッドランズ、トゥアスリンク、どちらの国境からでも行くことができます。シンガポール中心地から、渋滞がなければ1時間~1時間半ほどで着いてしまう距離です。
タクシー
ブギスから国際タクシーで国境を越え、JBセントラルからGrabやタクシーを使ってJPOへ行くことは簡単ですが、片道80〜100ドルくらいかかります(交渉できるタクシーならばもっと安価かもしれません)。観光目的でならば良いですが、買い物目的であれば、そんな交通費をかけるくらいならシンガポールで買い物をしたほうが良いと思うので、タクシーはおすすめしません。JPOに行くことに興味があり、料金がかかっても楽な方法で行ってみたいという方は、タクシーで。
バス・電車・徒歩
シンガポールからウッドランズ経由で国境越え
①ブギスのクイーンストリート、ニュートンサーカスなどから黄色のCaseway Busを利用する
②シンガポール公共バス160番や170番バスを利用する
③ウッドランズ・トレインチェックポイントからKTMに乗る
④ウッドランズ・トレインチェックポイントから歩いてイミグレーションまで行く
色々な方法で国境を越えることができますが、今住んでいるホーランドビレッジからは④を使うのが一番手っ取り早いので、今回は朝6時半にGrabでウッドランズ・トレインチェックポイントへ向かい、歩いてイミグレまで行き、バスでマレーシアのイミグレに向かいました。
渋滞を考えて朝早く家を出発したのですが、全然渋滞がなく、7時半には2つのイミグレを通過してJBセントラルに到着してしまいました。
ちょっと話が逸れますが、今まで息子はシンガポールのイミグレで自動ゲートを利用できなかったのですが、10月にホーチミンに行った時に空港のイミグレは自動ゲートを使えるようになり、今回も自動ゲートで通過できたので、シンガポール側のイミグレを早く越えることができ、だいぶ時間が短縮できた気がします。
子供の年齢なのか、今年のビザ更新の際に指紋を登録したからなのか??は不明ですが、小学生のお子様をお持ちの方はご確認ください。このニュースを見ると、6才以上で登録をすれば可能のようです。
JBセントラルからJPOまで
①タクシー・Grabを利用する
早いのは、こちら。Grabで料金を調べたら、片道2,000円強くらいで行かれるようです。
②シティスクエア側のバスターミナルから出発するJPO1を利用する
今回は、どんなものだろうかと、このバスを利用しました。
渋滞がなく朝7時半にはジョホールバルCIQを抜けてJBセントラルに着いてしまい、見渡す限りで唯一開いていたKFCで朝食を取りながら待ち、9:00始発のJPO1に乗るつもりで。
始発バスだから遅れないだろうと思ったら、そこはマレーシア。
9:00になってもバスは来ず、スタッフに聞くと「9:20!」と言う。また来ない。次は「9:30!」と言う。
こういうマレーシアな時間の流れに、以前は不安になったものですが、最近は慣れてきて、そんなもんだろうと待つようになりました。
9:30にバスが来て、3組乗せて出発。渋滞もなく、10:10にはJPOに到着。
料金は、家族3人で9リンギット(3ドル。240円)。
今料金を確認したら1人4.5ドル。子供の分は無料だったのかな??以前乗ったJPO2は子供料金があったので、今回は子供の分を加算し忘れてしまったのかもしれません。
時間も料金も、これがマレーシアのバスだ、と思っていると、ストレスにはなりません。
今回はGrabを呼んで食事のお店に向かってから帰ったので、帰りはバスに乗りませんでしたが。
帰りもバスに乗られる方は、時刻表をチェック。
JPOで買い物
今回はラルフローレン目的だったので、まずは1階の大人用の店舗へ。
いつもなのか、時期が良かったのかはわかりませんが、お店の半分くらいがクリアランスコーナーになっていて、かなりお買い得でした。
Fine Cottonタイプのポロシャツと、白いコットンスラックスは、去年日本に帰省にした際に、ラルフローレンのプロパー店舗で、上下で35,000円くらいで購入したのですが
今回、それとほぼ同じものを、上下で15,000円くらいで購入しました。
1年中夏服の南国暮らして、だめになるのが早いので、同じものが手ごろに買えて良かったです。
他にも黒無地のTシャツと白いハーフパンツ、合わせて4点で約20,000円くらいでした。
ラルフローレンの子供服は2階。品揃え豊富。ここもクリアランスコーナーが以前よりも広くなっていて、Tシャツ2枚とネイビーの定番ポロ購入。全部で8,000円くらい。
2階に、以前はなかったスポーツ用品ブランドがたくさん入っていて、子供のスニーカーがわりとたくさんありました。
シンガポールの謎なところなのですが、子供の靴が全然ない!なぜでしょうね。そして、あっても高い!1足で100ドルくらいします。なので、日本から取り寄せるか、一時帰国の際にしか息子のスニーカーを買わなくなっていたのですが、今回Pumaで1足2,500円くらいでした。
↑右のスエードタイプは、昨日ちょうどシンガポールのアウトレットIMMに行った時に同じものの色違いを見たのですが、55ドルでした。JPOだと約半額ですね。
シンガポールのIMMにはスポーツブランドがたくさん入っていますが、とても高い。日本のアウトレット慣れしていると、びっくりする値段です。ドライTシャツが50~100ドルとか。
NIKEは日本のアウトレットでもあまり値引き率がよくないイメージがあるのですが、JPOは安かった!これ上下で3,000円くらい。
毎日息子に使っている日焼け止めも、Watsonsでシンガポールの半額。
夫と息子のものばかり買って、私の物はというと…
トリーバーチやフェラガモ、コーチなどはシンガポールのGSSと変らず、品揃えはシンガポールのほうが良いので、買いませんでした。
日本にいた時は私もラルフローレンのシャツやジーンズを愛用していましたが、南国で着たいものは無かった。
ジム・トンプソンで買い物しようと思っていたのですが、残念ながら閉店していました。
唯一買ったのは、 大幅値引きだった、Victoria’s Secretのランジェリー6枚のみ。「2Buy Get 6」という、わけのわからない設定で。
アラフォーのランジェリーの写真など載せませんので、ご安心を。笑
JPOで食事
前回JPOに行った時には、あまり飲食店を見つけられずに、フードコートで食べてしまったあとで、ちらほらとレストランがあることに気付いたのですが。
今回は勝手がわかって余裕をもって回れたからか、お店を見つけることができました。
まず到着した時に喉が渇いていて、GODIVAで飲んだ、ほうじ茶とセイロン茶のショコリキサー。
シンガポールよりちょっと安いくらいでしょうか。
箱入りのチョコレートは50%OFFなどもありました。
早めのランチは、DOMEカフェ。
こちら、オーストラリアの有名なカフェですが、シンガポールのアウトレットIMMにも入っているんですよね。アウトレットの簡単な店舗で、特に雰囲気が良いわけでもないのに、サラダだけで16ドルくらいで、驚いた覚えがあって、それ以降行っていないのですが(と思ったらシンガポールの店舗は今年閉店したんですね)。
JPOのDOMEは、だいぶローカル風でしたが、お値段もお手頃でした。
パスタ・ピザなどは30リンギット前後(約10ドル、800円)くらい。ナシレマ、ラクサなどのローカルフードもあり。
その他
たまにバルーンアートのピエロさんが出てきて、作ってくれたり。
久しぶりのJPO、色々楽しめました。
焼肉「Kemuri」
午後3時ごろ買い物を終えて、Grabを呼んで(スマホはスターハブのプリペイドSIMをローミングで使っていました)、日本人経営の焼肉料理店「Kemuri」へ。
午後3時半。何ご飯なのか、わからない時間ですが。
焼肉食べて帰ろうと計画していたので、早目の夕食に。
掘りごたつの席があって、一歩入ったら、そこは日本!なお店。
私たちが入った時、おそらくシンガポールからバンを数台チャーターしてシンガポールからゴルフに来ていた日本人中年男性軍団が大酒を飲んで大声で喋って笑って、真っ赤な顔で焼肉を楽しんでいました。うーん、日本だ、懐かしい日本の風景。シンガポーリアンや欧米人にはまったく無い楽しみ方ですね。
その方たちが、これまた懐かしの幹事の挨拶と一本締めをして、お帰りになられたら、残ったのは我が家だけで、静か~に食事しました。
中途半端な時間だったので、あまり沢山は食べられませんでしたが、肉もイカも柔らかくて美味しかった。
テーブルに七輪を持ってきてもらって焼いたのですが、網が動いて危険なので要注意。厨房で焼いてきてもらうことも選べたので、小さいお子様連れの方はそのほうが良さそう。
Grabを呼んでJBセントラルまで向かい、ラベンダーでパンを買って、夕方6時くらいにCIQへ。
混むと予想していましたが、Grabドライバーいわく、そのくらいの時間から夕食をすませてシンガポールに戻る人が多いらしく、拍子抜けしてしまうくらい、あっさりとイミグレを通過。
シンガポールのイミグレはまた自動ゲートが使えたので、ウッドランズ・トレインチェックポイントからGrabに乗り、JBセントラルから家まで1時間半くらいで着きました。
これから年末にかけて、そして旧正月にかけては、国境が混み合うので、JBに行くのは控えようと思いますが、年に2回くらいは、こうやってJPOと食事に出かけても良いかもね、というのが我が家の感想です。
もちろん混雑は時期にもよりますし、買い物はひとそれぞれ趣味がありますので、絶対に良いとは言いませんが。
マレーシアなルールも含めて、楽しめる方には、おすすめです。
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