学期末を迎えて、息子のホリデーが始まりました。
年末は、欧米人駐在員の移動が多く、学校を去るクラスメイトもちらほら。
今回は、フランス人の男の子が帰国しました。
両親ともフランス人の一家で、上海に8年、シンガポールに7年駐在し、アジアが好きでサムイ島にヴィラも所有していたご家族でしたが、そろそろフランスに帰ろうと決めて、帰任ではなく、フランスの会社に転職をして、シンガポールを去るのだそうです。
出身国の民族衣装を着るUN Dayの時に、ベレー帽をかぶりこなしていたフランス人少年。
でも彼は生まれて8年間アジアでしか生活しておらず、初めてのフランス生活になるらしい。
登校最終日にはご両親が迎えに来て、先生たちに挨拶をして帰っていたのですが、帰り際に大雨が降ってきて、タクシーが入ってくるロータリーで最後にご一家に遭遇。
そのご家族のタクシーがもう入ってくるところで、私とママは手を振って別れたけれど
息子たちは、静かに長いハグをして、最後の別れの挨拶をしていた。
きみ、もう感覚はガイジンやな。
我が子なのだけど、私の子供の頃とは、まるで違う感覚を持つ子に育っているなと感じる今日この頃です。
今年のクラスには、フランス語圏の少年が2人いて、息子もちょっと単語や挨拶の言葉を教えてもらったりしているようで
息子がたまに、「Oh la la」と呟くようになりました。
日本人の「うらら」とはちょっと発音が違うのですが、この感嘆詞のオーララ、けっこう何にでも使うようで。
でも私、そんな呟きをする人は、ジャン・レノくらいしか見たことがないので、我が子がふとした時に自然に「Oh la la~」言っていると、密かに笑ってしまう。
先日、友達と遊んでいる時にお菓子を買いにセブンイレブンに行ったら、レジの前で手に持っていたスナックを落としてしまった息子。
「Oh la la」と言いながら拾ったら、後ろに並んでいたシンガポーリアンの中学生女子3人組が「Oh la laだって~」と笑って
日本人のチビっ子がそんな呟きをするのが、冗談のように見えたのでしょうね。
3人のお姉さんたちに笑われて、息子は恥ずかしがるのか…と思ったら
ビシィィ!と3人娘に対して指をさし、「笑うな」と注意をしていた。
そして、3人娘たちも、「はい、すいません」と謝っていた。笑
あんた、本当にもうガイジンやな。。。
・照れない
・モジモジしない
・主張はハッキリ
これってインターナショナルスクールの子の特徴のような気がするんですが。
これって、遺伝子じゃなくて、教育なんだなと思う今日この頃です。
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