日本人は自習が得意なのか？

今週から、息子のe-learningが午後4時までスケジュールされ、平日は時間を持て余している暇がなくなってきた（妙な言い方）、サーキットブレーカー生活。

インターって勉強は緩いんでしょ？とたまに聞かれますが

学校によって様々で、息子の学校はわりと勉強はしっかりと進め、普段から宿題もあります。

先週は毎日同じような時間割だったので、自室に籠もってLiveレッスンと課題をこなしていた息子を、リビングから見守っていましたが

今週は、毎日時間割が変わり、Liveレッスンも日によって時間が違ったり

World dance dayの今日は、ダンスの先生のLiveでダンスパーティーみたいなものもあって

お昼時を少し過ぎるまでReadingの課題をやっていたら、ランチが遅くなり、食べている間にそのダンスイベントを思い出して

途中で慌ててZoomに入って

踊る！！

みたいな事をしていたので、家にしかいないのに、分刻みのスケジュールでした。

なんせ、インターの外国人保護者のみなさま、e-learningに対する意見が厳しく、どんどん学校に意見を送るので、おかげで内容も週毎に良くなっている気がします。

シンガポールのローカル校や一部のインターでは、6月のホリデーが前倒しされ、5月にホリデー、6月から予定通りサーキットブレーカーが明けたら登校というスケジュールに変更になっているようですが

北半球の国の系列のインターナショナルスクールは、6月末頃にAcademic yearが終わる学校が多いため、先生方の契約の関係などの理由で、ホリデーを前倒すことは難しいのだそうです。

つまり、まぁ観念して、e-learning楽しもうよ、ということで。

少しでも子供達と先生方が楽しめるよう工夫して行くことに注力するようです。

e-learningをしていて思い出したのは

日本人は、自習に慣れているのだと言うこと。

インターに入ったばかりで日本と違う教育に慣れていないご家庭や、英語補習が必要なご家庭は、別の理由でe-learningに非常に苦労されているかとは思いますが…

メインストリームに数年いる日本人の保護者は、この突然のe-learningを、わりと早く受け入れて馴染んでいる気がします。

だって、私たち、日本の公立小学校の担任の先生が病気等で休みの時って、フツーに自習でしたから。

今だって、日本の公立小学校は、3月の上旬に突然休校になったまま、オンライン授業もなく、課題のプリントが配布されるだけで、ずーっと休校。日本にいた頃に住んでいた地域では、もう5月末まで、そのまま休校が決まったそうです。

しかも、その課題は生徒の下駄箱に配布され、保護者が学校に取りに行くのだとか。

手先が器用な日本人ママたちは、もうとっくに自分達でマスク作ってるから、今更税金使ってマスクなんて配ってないで、しかも家庭で2枚とか、そのマスク配布代で、とりあえず課題を郵送するとか、できるんじゃなかろうか。。と思ってしまいますが

（いやその前にオンライン授業が開始できないデジタル後進国ぶりに目眩がしますが）

そんな国で育った日本人保護者は、出された課題を粛々とこなし

という感じに、真面目に課題の期限内に提出している方が多い気がしますが

外国人の保護者は

という感じで、e-learningに大きなストレスを感じて、批判不満大爆発！な方も見受けられます。

息子の学校では、まだ学費カット問題が終結せず、一部保護者からボランティアで弁護士を集って、訴訟だ！という話にも。。

私は常々

インターナショナルスクールは英語を習いに行く場所ではなく

英語でグローバル教育を受けるための学校だと思っているのですが

子供をインターナショナルスクールに通わせるということは

私が日本の社会で培ってきた大まかな常識みたいなものとは、まるで別の考えを持った方たちと共に、保護者をして行くのだな。。。

というのを実感する、e-learning学習です。

毎日すごい数の学校からのメールやら、保護者グループのメッセージやらで、英語を読んでいるからか、頭が疲れて、午後は甘い物が食べたくなります。

先週、チーズケーキをデリバリーで頂いたと書きましたが

ちょうどその日の午前に、レッドマートでフィラデルフィアの冷凍チーズケーキをポチッと買っていたんです。

小ぶりな10pcsで、18ドル。

なかなか美味しくて、ちょっと休憩に丁度よい。