年明けからもう3ヶ月ほど経って今更ですが。2021-2022年の年越しにステイケーションしたTHE FULLERTON HOTEL SINGAPOREの滞在記です。
思いっきりクリスマス年末年始な写真ですが、このホテルの装飾がとても好きで、泊まらなくても毎年楽しみなんです。
シンガポールには移住する前から旅行でよく来ていましたが、フラートンホテルには滞在したことがありませんでした。
まだ今のようなEZリンクや乗り物アプリがなかった時代には、周辺にマーライオンしかなくて、MRT直結でもなくバスもどこだか??で、街歩きしたい旅行者には、それほど立地が良いと思えなくて。
でも今こうして在住者になって、ステイケーションしたいホテル…と考えてみたら
マーライオンとMBSとマリーナが見渡せて、年末年始の年越しイベント(今回はプロジェクションマッピング)が目の前で見られて、シンガポールの歴史が感じられて、一番泊まりたいホテルでした。
大晦日はざんざん降りの大雨でしたが、プロジェクションマッピングの時間以外にホテルから出る気がなかったので、むしろホテルに籠もってゆっくりしようという気分になり
お昼頃にアーリーチェックイン
大晦日で満室に近かったので、早目チェックインでも並びました。コロナ禍のソーシャルディスタンス必須時期だったので、ロビーのテーブルに案内していただいて待ちました。
入口の大きなフラートンベア。このホテルはかつて郵便局だった建物なので、普段は郵便局員の服を着ていますが、この時期はサンタさん。コロナ禍ならではのマスク着用。これもいずれ懐かしい思い出になるんだろうな。
シンガポールに来たばかりの頃は、よくショップでフラートンベアのヌイグルミを購入して、日本一時帰国時のお土産にしたものです。
1階奥には郵便局だった時代の展示があることを、今まで知りませんでした。
シンガポールの歴史に携わる仕事をしているので、世界史と日本史を頭に浮かべながらじっくり見学しました。
ポストのお土産品も販売しています。
マーライオンに続く地下道にも展示あり。
新婚の頃にシンガポールに来始めた頃は、歴史ある建物のホテルが怖くて泊まれなかったのですが、いつの間にかそんな怖さはどこへやら。
肝が座ったのか、歴史を知る大切さを知ったのか。
このツリー、近づいてみたらフラートンベアでできていて、とっても可愛かった。
大晦日直前にステイケーションを決めたので、部屋の選択の余地はなく、スタンダード一択。
ヘリテージホテルは一部屋ずつ形が違ったりするので、どんな部屋かと楽しみにしていました。
噂通り狭い部屋、しかも子供用にエキストラベッドを入れてもらったので、さらに狭く、もはやソファは寛ぎのスペースではなかったのですが、3人家族で1泊だったので、これはこれでいいかな。
ベッドの寝心地はとても良かったです。
ランチを済ませてチェックインしたので、さっそく昼寝しました。
アメニティはロンドンのATKINSONS。
バスルームはトイレが個室になっていて、温かい便座とウォシュレット付きで快適。
独立シャワーブースあり、バスタブが広ーくて良かったです。うちのバスタブより幅がゆったり。
大雨の肌寒い年越しだったので、家族それぞれゆっくりバスタブで温まりました。
子供用アメニティをいただいたのですが、10歳にはもうずいぶん小さいサイズだったようで、スリッパは入りませんでした。
シンデレラじゃない感。
籠り滞在だったので、ミニバーの無料コーヒー紅茶はいただきました。
息子がおやつ食べたい!となったけど、スナック菓子はものすごく高額なので、父子でホテル地下道を通ってマーライオン前のモスバーガーに行ってスナックタイムしてきてもらいました。
夜はマーライオンと、このホテルがプロジェクションマッピングで彩られたのを見に出ましたが、あいにくの雨。
シンガポールではよくプロジェクションマッピングのイベントをやっているので、また見に来ればいいかと早々にホテルに戻りました。
朝食は1階のレストランにて。
本来はビュッフェのようですが、コロナ禍は予約制のオーダー朝食。立って歩くビュッフェよりむしろこっちが好きです。
真面目な日本人(夫)はこうやってメニューを出されるとメインは一人一品と思うようで、真剣に選んでいましたが
私と息子は好きなものを好きなようにオーダーしたらOKだったので、メインを2つオーダーしても良いようです。
どれも出来たてをきれいに盛り付けてあって、美味しく新年の朝食を楽しみました。
プールはコロナ禍で予約制、年末年始で混んでいたので厳格に1組1回でした。
大晦日からずーっと大雨だったのに、プール予約の時間になったら雨がやんで、どんどん空が晴れてきた。
狭いプールだし、シンガポールリバーはきれいではありませんが、開放感があって良い長めのプールを満喫しましたよ。
コロナ流行で国境が閉まってから丸2年
最後にKLに行ってから、しばらくホテルにも泊まっていなくて
コロナ禍のシンガポールでステイケーションする気分にもなれなかったのですが
この年末年始はVTLが始まり、息子の学校のイギリス人友達が一斉に故郷に帰省してしまって
毎日遊んでいたコンドのオージー少年がパースに帰ってしまった直後でもあって
日本じゃなくてもいいから、どこか旅行したいよ、家族でホテルに泊まりたいよ…
という息子の願いを叶えようと急にステイケーションを決めましたが
タクシーで移動してちょっと旅行気分なお正月を過ごすことができて、とても良い休暇になりました。
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