3日目の朝食は、宿泊していたゲストハウスと同じ2区でも歩くには遠かったので、Grabを呼んで、カフェ「Mekong Merchant Saigon」へ。
この細い通路を奥に進んでいくと…
中庭をぐるりと囲むようにして、カフェの席がありました。
そう広いカフェではないのに、座る場所によって雰囲気が違うのが面白い。
夜のBarタイムが充実しているカフェらしく、スタッフがみんな黒服を着ているのと、流れている音楽が、気持ちの良い朝と言うよりも、まだ夜の延長の朝みたいな雰囲気で
私たちが入った時はあまり人がいなかったけど、そのあとなぜか、雑誌LEONに出て来そうなジローラモな感じの濃ゆい男性客が続々と入ってきて、朝から玄人な雰囲気を漂わせていました。
そんな大人な雰囲気漂うカフェなのに、キッズメニューもありました。
息子がオーダーしたのは、目玉焼きと、パンケーキ。
この目玉焼き、息子が最も好む黄身の半熟具合で、先に白身の部分を切って食べてから、最後に黄身を一口で食べていて、この世の春のような顔で目を瞑って卵さんと向き合って堪能していました。
そしてこのパンケーキ、見た目はとてもシンプルですが、生地自体がとても美味しくて、クリームや他に何も要らない!というくらい美味しかったです。
世はフラッフィーな、ふるふる、ふわふわパンケーキが人気ですが、私もあれも美味しいとは思うのだけど、また食べたいと思うほど残った物に出会ったことがなくて。
こういうしっかり焼いたバターとミルクの香ばしいパンケーキが好みです。
息子も、メープルシロップやクリーム不要で、パンケーキはそのまま何も付けずに味わいたい男なので、2人で美味しいねと絶賛しながら食べました。
私と夫は、あまりお腹が空いていなかったので、フルーツヨーグルトをオーダーして、息子の目玉焼きに付いていたパンと一緒に、シェア。
ここのアイスベトナムコーヒーwithミルクが、これまた、すごく好みでした。コンデンスミルクを入れても感じるコーヒーの苦みが味わい深かった。
友達が、「色んな国のコーヒーを飲んだけど、本当に美味しいベトナムのアイスコーヒーを飲むと、ハマるよ」と言っていた意味がわかったような。
夫が飲んだアラビカのコールドブリューは、さっぱりすっきり酸味が強くて、ちょっと私たち好みではなかった。
昔は、美味しい朝食のバリエーション豊富なホテルを選んで、食を堪能するのが旅の幸せだったけれど、最近は本当に量を食べられなくなりました。ちょっと食べて、美味しいコーヒーを飲むのが最高の朝です。