会社のシンガポーリアン女性と中華料理店でランチをしていた時に
20代の頃は香港スターが大好きで、よく旅行していたという話をしたら
「広東系の料理が好きなら、香港式の飲茶屋さんに行くと良いよ」
と教えてもらったのが
ベンクーレンのサンシャインプラザに入っている、Victor’s Kitchen。
週末の昼11時頃に行ったら、薄暗いサンシャインプラザ。
昔シンガポールに旅行で来たときにタイムスリップしたかのような、最近のシンガポールではなかなか出くわさないようなローカル感で、どこか違うアジアの国に旅行に行った気分になる雰囲気。
最新鋭で奇抜なビルが多いイメージのシンガポールですが、都会の一角には結構こういう場所があります。このベンクーレンの辺りや、ブギスストリート周辺、ゴールデンマイルコンプレックス、シティホールのペニンシュラプラザの辺りとか。
インスタなどで見て、行ってみたいと思っていた魚王魚王も、ここに入ってるようで。この日は残念ながらお休みだったけど。
この魚王魚王のすぐ近くに、一際賑わって行列を作っていたのが、目的の香港式飲茶屋さん・Victor’s Kitchen。
人気で、1店舗ではお客さんを収容しきれなかったのか
少し離れたところの空き店舗を、飛び地のように借りているらしく
その、すごい不自然な場所の席に着きました。笑
メニューは、写真など親切なものは一切なし!
中国語で書かれた注文表と鉛筆を渡され、それにチェックを入れて、本店舗のレジに買いに行く方式。
外国人を想定していない、でもウェルカムな店員さん達
このローカル感が良い。
大体一品の値段は5ドル前後で、点心の他にお粥や炒飯もあり。
漢字メニューから想像しながら適当に注文表にチェックを入れました。
香港といえば、の飲み物
コーヒーと紅茶を混ぜた、鴛鴦。
私はこの鴛鴦が大好きで、香港に行くとよく飲んでいたのですが
シンガポールでは全然美味しいお店に出会ったことがなくて
このお店のアイス鴛鴦は、ものすごく美味しかった!
氷を入れて冷やすのではなく、容器の外に氷を張って冷やしているから、濃厚なまま。
香港でも、鴛鴦や奶茶(ミルクティ)が有名なお店は、こうやって冷やしていたり、氷をその飲み物で作っていたりして、薄まらない濃厚なままのアイスドリンクが美味しかったので、久しぶりにこういう飲み物に出会えて嬉しかった。
これは鴛鴦好きな方にぜひお勧めしたい。
点心も、どれも美味しかった。
シンガポールにもチャイナタウンやジャランべザール、ゲイラン辺りに、気軽に食べられるローカル飲茶の有名店はいくつかありますが、今まで食べた中で、我が家は3人とも、ここが一番美味しいと意見が合った。
ただ、種類はそれほど多くないし、お店も狭いので、大人数で行くには適さないかも。
ソルティドエッグ入りの饅頭を注文したら、こんな可愛いのが来た。
ブタさん可愛い!と言いながら食べたけど、後から写真を見て考えてみたら、干支のウシのような。。
食べちゃうのが勿体無い、ぶさ可愛さでしたが
ぱかっ。
とろーり、ソルティドエッグが堪らない。
これ、もしかしたらウシの姿なのは、旧正月の特別仕様だったのかも。
息子のピアノスタジオからも行きやすいし、ここはまた行きます。
2020年末には、香港とトラベルバブルが…なんて話もあったのは、どこへ…というコロナ状況ですが
世界中でワクチンが接種された頃には、国境が開き始めるのでしょうかねぇ。。
香港ディズニーランドに行きたいなぁ!
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