F1シンガポールGP決勝を観戦しに、高校の同級生夫妻が遊びに来てくれました。
開催2週間前になって急に「行くよ」と連絡があり、「どこのホテルが便利?」と聞かれたので、そりゃあ開催地のど真ん中・シティホール駅に直結、全室からレースコースが望め、F1チケット交換所にもなっている、Swissotel The Stamfordでしょう。
ただし、ここはF1シーズンは1年前から予約が埋まるとか、値段が普段の数倍にも跳ね上がると言われるホテルなので、2週間前では無理か…と思ったら、あっさりと翌日に「ホテル予約取れたよ」と。
直前になるとキャンセルが出て、ちょうどうまく予約できたようです。
このホテルだと、F1会場との行き来もラクだし、チケットを持っていない日があっても部屋から見えるので、もしホテルを探している頃に満室でも、キャンセル手数料が発生する直前に予約を手放された頃、再びチェックしてみると良いかもしれません。
友達夫婦の帰国前夜、旦那様が「せっかくだから二人でゆっくり会ってきなよ」と言ってくれたので、私も仕事上がりの夫に息子を引き渡し、出かけて来ました。
The Fullerton Bay Hotel
友達とゆっくり話せる場所…もういい年なので、静かで、ゆっくり話せて、シンガポールらしい景色が見られるところ…と考えて、フラートン・ベイ・ホテルにしました。
マリーナベイサンズの向かい側、マーライオンパークの並びにあり、立地良し。
「THE LANDING POINT 」の夜ハイティー・ Sundown Soirée Evening Tea
ここのラウンジでは、夜にもハイティーが楽しめます。
★Sundown Soirée Evening Tea
毎日/6.30 p.m. ~10.30 p.m.
シンガポールにはたくさんのホテルがありますが、夜にハイティーができるのは、ここくらいではないでしょうか(他にもご存知でしたら教えてください)。
小学生の子供がいると、時間的にホテルのハイティーは無理なことが多いし、中途半端な時間に軽食からデザートまでかなりの量を飲食すると、家族と夕食が食べられなくなり、主婦にとっては日常ではあまりハイティーに行こうとも思わないのですが、旅行先などで、たまには行ってみたくなります。
男性や若い方にはハイティーを夕食時に食べるのは足りないかもしれませんが、アラフォーおばばには、むしろ夜にハイティーができたらちょうど良い。最近あまりお酒も飲めなくなってきたので、サンドイッチ等をつまみながらお茶をして、ケーキ、コーヒーで締めるのが、ちょうど良いのです。
ガヤガヤしたお店で声を大きめに出して話し続けるのもしんどい年齢になってきたので、平日夜で空いているホテルラウンジでのハイティーは、一年ぶりに会えた友達と積もり積もった話をするのに適した場所でした。
軽食とスイーツは、スタッフが回っていて、足していってくれます(今回は話に夢中でそれぞれ1~2個お代わりしたくらいでしたが)。
お茶もコーヒー類も、種類を変えてお代わり可。
窓側の席をリクエストしていたので、マリーナベイサンズのスペクトラもよく見えました。
友達は、家から東京の夜景が眺められる都心の高層マンションに住んでいるので、夜景なんて興味がないかしら…と思っていたのですが、マリーナベイサンズの夜景は喜んでくれました。
ルーフトップバー「LANTERN」
ハイティーのあとは、客室棟の屋上にあるルーフトップバー「LANTERN」に移動しました。
サンズが目の前にあるこちらのバー、私は初めて行きました。
アテンドの王道と言われる有名所なだけあって、これは気分が盛り上がります。
シンガポールの夜
シンガポールスリングで乾杯。
高校で出会って26年目。
高校時代、部活帰りに毎日のように寄り道したミスドでも
大学時代、社会人時代、よく会った銀座のバーでも
いつどこで会っても話すことやスタンスは変わらなくて
でもシンガポールでこうして会えるなんて、なんか夢みたいだねと言いながら、夜景を眺めました。
高校生だった娘たちの記憶のままなのであろう彼女のお母さんは、しきりに、「あなたたちがシンガポールで会うなんて不思議ねぇ」と言っていたらしい。
そうねぇ。そうよねぇ。
私達の、これからも長くなるであろう歴史の中で、きっとこの夜のことはずっと忘れないだろうね。
彼女は高校生の頃から人目を惹く美人で、いつも、どこにいても、空間が急に輝くような華やかさを持っていて、もう見慣れてきたシンガポールの夜景が、この夜はいつもの何倍も輝いて見えた。
会いに来てくれてありがとう。
一緒に長生きして、ばばーになっても、ファビュラスな夜を楽しみましょうね。
お土産は「Violet Oon」のパイナップルタルト
友達はパイナップルタルトが好きで、旦那さんが台湾出張に行くとパイナップルタルトを数種類買ってきてもらって食べ比べするらしいので
今回の手土産は、「Violet Oon」のシンガポール産パイナップルタルトにしました。
よく手土産に買うアンリシャルパンティエのシンガポールスリング・フィナンシェにしようかとIONに行ったら、向かいにViolet Oonのお菓子ショップがあったので、急遽これに変更。
私は食べていないので味は?ですが、箱が素敵で手土産映えします。