関西帰省の際に、とても楽しみに伺うシェフのお店があります。
大阪・北摂、自然豊かな島本町、阪急京都線の水無瀬駅にほど近い場所にある、Ristorante Co .N.Te。
コロナ禍で日本帰省できなかった間に、シェフが独立して、こちらに移転したので、この店舗に伺うのは初めてでしたが
もとは隣の駅に二十四節記というライフスタイル提案施設があり、そこにCo.N.Teができた16年前から、7月の帰省のたびに、結婚記念日に夫婦二人で訪れていました。
まるでヨーロッパの街のような素敵な空間だった二十四節記がなくなり、宮井さんがオーナーシェフとしてCo.N.Teを引き継いで移転されました。
今回久しぶりに夫婦とも関西に帰省ができたので、いつもの通り息子はおばあちゃんと過ごしてもらって、夫婦でディナーへ。
宮井シェフは大阪府猟友会に所属し、ご自身で山をお持ちで、狩猟した鳥獣のジビエ料理を得意とされています。プロのハンターコンサルとしても活躍されていらっしゃるので、お店の前にも鹿の骨が。
お店は、以前の二十四節記の雰囲気は引き継ぎながらも、もう少し野生み溢れる感じ。
木の温もりがあって、入った瞬間に帰ってきたような気分になったのは、以前と変わらずで嬉しかった。
イタリアから輸入したてだったプロセッコで乾杯。
19回目の結婚記念日。
いつもありがとう。これからもよろしくね。
自家製の美味しいハムと
パンが美味しいのも相変わらず。
夫が予約をしてくれたので、私はお店に行くまで知らなかったのですが、現在のCo.N.Teは実はジビエ専門店になっていまして
私は肉が苦手なので、昔のとおりに魚介料理で予約を入れていたようで
今はジビエ専門店ですとは仰らず、新鮮な魚介を仕入れに行ってくださって、山から採れた山菜キノコと共にオリジナルコースを振舞ってくださいました。
新鮮な鰹の美味しかったこと!
大間の鮪とパルメザンチーズが、もう絶品!大間の鮪が食べられると思っていなかったから感動。
ボルドーの名家フランソワ・リュルトンの葡萄畑で造られたソーヴィニヨンブラン製のソルギン(蒸留ジン)があったので、ソーダ割をいただきました。
とてもフルーティで華やかな香り。飲みやすくて危険なジンでした。
とても柔らかいイカと山菜、ヴィシソワーズのソース。
夏の味覚、鮎のグリルもいただきました。
黒トリュフとアサリと、このシート状のパスタはラザニアかな。
夫だけ、ジビエを一皿お願いして、2日前に狩猟したての雌の猪肉をいただきました。
柔らかくてジューシーで最高だったそうです。
このタコもとっても柔らかく野菜と煮込まれていて。
シンガポールではなかなか出会えない食材の数々を堪能しました。
そして最後にいただいた、アニバーサリープレートの桃ジェラート。いつも夏の帰省の結婚記念日に伺うので、桃のデザートも楽しみの一つ。
夫と同世代の宮井シェフとは、初めてお会いしてから16年。
会員制リゾートホテル・エクシブの料理顧問を経てCo .N.Teに携わってきたシェフのこだわりの料理は、いつも斬新で絶品で、目にも舌にも楽しませていただき、単に1回食事をするだけに留まらない贅沢な時間を共有させていただいています。
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