クランジにあるターフクラブにお招きいただき、旧正月を祝いながら競馬を観戦してきました。
日本でもシンガポールでも競馬場に行ったことがなく、馬券を買ったこともなかったので、全く未知の世界。
しかもVIP専用の観戦フロアに入るにはドレスコードがあるので、新しいワンピースを新調して、これでいいのか??謎なままお邪魔しました。
Dress code | Singapore Turf Club
日本の競馬場と違って、海外の競馬場は社交場の一つ。
シンガポールでも、イギリスの競馬観戦のように、皇室の方のような素敵な帽子を被った女性の写真を見たことがあったので、今回それが必要なのか、招待してくださった方に尋ねたら
女性が帽子をかぶるのは、ダービーの時のみだそうです。
今回はダービーではないので、不要でした。
VIPと馬のオーナーが入れるロビーから入場させていただき
旧正月のお祝い飾り
パドックでライオンダンスも行われていました。
ターフクラブは以前はブキティマにあり、政府に接収されて現在のクランジに移転したそう。
ブキティマの元ターフクラブ・グランドスタンドは、私がシンガポールに引っ越してきた当時はお洒落なマーケット・カフェレストラン「Pasar Bella」がありました(Pasar Bellaは現在サンテックにできましたが、フードコートのみで全然雰囲気が違います)。
クランジのターフクラブもコロナ禍の影響は大きかったようで、まだまだ人が完全に戻ってきている感じではありませんでしたが、かなり立派な建物です。
VIPフロアはたくさんの丸テーブルが並び、各テーブルで賑やかにお祝いが行われていました。
ビュッフェでお食事とワインをいただきながら、世界中の競馬場のレースの券が購入できるようになっています。ずらりと並んだテレビから、世界の競馬中継。
バルコニーからレース場が見渡せるようになっていました。今年の旧正月は連日雨だったので、ちょっと残念な天気でしたが。
1つ下の階のバルコニーが撮影所。
ワインを飲みながらソファで観戦できるようになっていて、こんな世界があるんだな〜。
テーブルに用意されたお土産袋には、蜜柑とアンパオ袋(お年玉袋)が入っていました。
VIPの方達は、アンパオがぎっしり入った専用のセカンドバッグをお持ちで、スタッフや関係者に配るのだそうです。
テーブルのゲストが揃ったら、シェフとスタッフが来て、お祝いのお祈りのような文言を唱えながらローヘイをセットしてくれました。
願い事を唱えながら、混ぜて、混ぜて、新年快楽。
こんな神様?も回っていて記念撮影。
フォーチュンクッキーとチョコレートをいただきました。
30分ごとにレースが行われ、最初はバルコニーから観戦して様子見。
馬券の買い方を教えていただいて、一番シンプルな掛け方で買ってみました。
VIPフロアは廊下に専用の券売所があります。きっとすごい額をかける方もいらっしゃるのでしょうね。
ランチのビュッフェが終了したら、間を開けずに次はハイティービュッフェが始まり、美味しい食事とワインとデザートもいただいて、競馬だけでなくシンガポールにまつわる色んなお話も伺い
レース後半になったところでパドックを見学させていただきました。
馬主とジョッキー、VIPしか入れない所だそうで、あまりに馬が近いので、気をつけてくださいね!とのご注意が。
北海道からいらっしゃった日本人調教師の方ともお会いすることができ、その方が調教していらっしゃる馬の勝利を願って賭けたら、見事勝利!
間近に勝利馬を見せていただき、感動。
インスタでフォローさせていただいている方から、日本からこのクランジターフクラブに観戦にいらっしゃったことがあるというメッセージをいただいて、コロナ前は日本の馬もダービーで出馬していたと伺いました。
今年はそろそろ、そういう日本からの訪問も増えてくると良いのだけど。
初競馬場で非日常空間を存分に体験させていただき感謝です。
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