英語を話す場を持つ

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最近、自分の英語学習のことをあまり書いていませんでしたが、インターナショナルスクール保護者生活が3年目に入り、気が付けば毎日の息子のお迎え時に、外国人母たちと会話をしていて、あまり困らなくなってきた気がします。

最初の年は、イギリス人のママたちの英語が全然聞き取れずに会話が成り立たなかったのですが、ロンドン近郊出身の人の英語なら、むしろ聞きやすくなってきた。

でもイギリスの地方出身の人やスコットランド人、ニュージーランド人の英語はまだまだ難しい。本当に簡単な単語だったり、よく知っている人の名前ですら、聞き取れなかったりします。最初の頃はそれに落ち込み、あぁなんて私は英語ができないのだろう、もしかして耳が遠くなってきているんじゃないか?と思ったものですが、よくよく考えれば、日本語だって、東北や沖縄の人の言葉は聞き取れないことも多いし、 関東出身の私と関西出身の夫の日本語だって全然違うから、そんなもんかな、と開き直ったら、思い込みの緊張が解けたのか?少しは会話できるようになりました。


単語を知らないことには、どうにもならないので、基本的には

★英語のニュースを読む

★英語教材を1日1ページ読む

★Netflixを観る


という感じで新しい単語を覚えるようにはしているのだけど


英語教室に通っているけれど英語が上達しない、初心者じゃなくなったら更に外国人と会話をする難しさを感じるようになって会話をするのが怖くなった、、という、英語学習でよくある躓きをあまり感じないのは、毎日英語を話さないといけない場を自分に与え続けているからかな、と思います。


私の場合、毎日息子を学校までお迎えに行くことを自分に課していて、必然的に外国人ばかりの場に顔を出して会話をする時間を作ることによって


話しかけられる→会話のできなさに落ち込む→必要に迫られるから必死に勉強する→だんだん会話できるようになる→嬉しいから勉強する→仲良くなる→質問するための英語からフリートークの英語の難しさに直面する→さらに必要性を感じて勉強する→気楽に話せるようになってきた気がする(今ここ)


という感じでヤル気と気持ちのアップダウンを常に感じながら、でもまた明日もお迎えタイムはやってくる…というスリルを楽しみつつ苦しんでいるような。

英会話スクールに通いながらも、外国人と会話するのが気後れする、怖くなった、できるだけ関わらないでいたい、という人に「スクールバスを使えばラクなのに、なぜそんなに外国人がいる場にあえて行くのか」と聞かれることがあるのですが


ドMなんでしょうね。

多分。




あとは、息子の友達も、初年度は日本人が多かったのですが、本帰国でどんどん日本人は減る一方で、学校が方針を変えて英語を話せない日本人を受け入れなくなったようなので、友達がほとんど外国人になってきたこともあり、外国人の同級生とテニスに行ったり、ホリデーのたびに外国人の子供たちとPlaydateをする機会が増えてきたので、私も頑張らねば何ともならない状況だからでしょう。

そして、お話したいの。

外国人のママと。



本当にシンガポールという国は生活しやすくて、英語を全然話さなくても、生きていけます。

だから、英会話教室に通っても、それ以外で外国人と話す場を持たずに日本人とばかり集まっていたら、全然英語を話す機会はありません。

自分で、自分が英語を話さないと何ともならない状況を作り出さないことには、習うだけで終わってしまうのではないかと。

せっかく時間とお金を使って英会話教室に通っているのだから。


私も、息子がイギリスの地方出身の子と仲良くなって、そのママの英語が全然聞き取れなくて、大きな躓きを感じて、お迎えで顔を合わせるのが苦痛になった時期があって、校門をくぐる時に、貞子のテーマの「きっと来る」が頭に流れるくらい怯えていたこともあったのですが(失礼な)、それでも毎日のように顔を合わせて、挨拶と一言二言でも会話をするようになったら、Playdateもできようになりました(でも多分半分くらいは聞き取れてないけど)。



先日、お迎えに行って、タイ人・マレーシア人・韓国人のママと香港人のパパと話しながら子供たちが出てくるのを待っていた時に、イギリス人のママが加わり、「あなた達みんな同じ国の人に見えるけど、みんなそれぞれ母国語が違うのね!」と言われ、アジア人同士でも他のアジアの国の母国語はほとんどわからないという話になり、驚かれたことがありました。ヨーロッパにもそれぞれ母国語はあるけれど、基本的にはみんな英語も話せるし、お互いの言葉は似ているものもあるし、地続きだから色んな国の親戚がいると。

そう言われると、日本という国は、独自の言語と文化を築き上げた島国であることを再確認します。

日本も大好きだけど、最近、温泉と寿司とラーメンが恋しくて、北海道に行きたくてたまらないのだけど。

日本語だけでは世界のほとんどの人に、何かを伝えることはできないという現実を思い知る。


せっかくシンガポールに住んでいるのだから

せっかく世界にはたくさんの人がいるのだから

色んな国の人と、色んな話をしたいもんね。




***




今週の金曜日からNetflixで始まるこれ観たい。

『Singapore Social』

Watch Singapore Social | Netflix Official Site
Peer into the lives of young Singaporeans as they defy expectations and traverse the tricky terrain of career, romance and family.



毎日暑くて年末の実感がないけれど、年末年始気分を高めようと、これ観てます。

『New Year’s Eve』

Watch New Year's Eve | Netflix
Intertwining love stories of heartfelt connections, second chances and romantic dilemmas bring New Yorkers together on New Year's Eve.
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