数年前に大阪の夫実家に帰省した際、暑い夏の日に、義母がお昼ご飯に出してくれた素麺の美味しさに感動したのが、「半田めん」。
徳島産の手延べ素麺で、一本一本が太くコシがあり、つややかで、喉越しがとても良く、それまで食べてきた素麺とはまるで違う美味しさ。
今年の夏にシンガポールに遊びに来てくれたお友達も大阪出身で、その半田めんをお土産に持ってきてくれて、久しぶりにその美味しい素麺を味わうことができました。
半田めん、関東では目にしたことがなかったのですが、関西ではとても美味しい麺として知られているのかもしれません。
息子もこの麺の美味しさに驚いて、家族で取り合いになったくらい。。
久しぶりに半田めんを味わってしまったら、忘れられなくなってしまって、シンガポールの日系スーパーに売っている素麺では物足りず
大阪の義母にお願いして、半田めんを送ってもらいました。
半田めんは1束の量が多いのですが、その麺が18束入った箱が、なんと5箱も!
全部で10㎏越えだったので、航空便では送料がとても高くなってしまったので、船便で送ってもらったら、ちょうど1か月くらいで届きました。
日本では夏の贈り物という感覚が強い素麺ですが、常夏シンガポールならばいつでも旬ですから…。
船便で揺られて帯がずれてしまっていますが、手延べの丁寧に作られた麺の美しいこと。箱を開けた瞬間にふわっと素麺の良い香りがしました。
土曜日、お昼ご飯を食べに出かけようとしていたところにSing Postの配達員さんが届けてくれて、出かけるのをやめて、さっそく半田めんを茹でて食べました。
つやつや、つるつる、美味しすぎる。。
海を越えて、母の愛を受け取りました。
ありがとう、おかん、お義母さん、お祖母ちゃん!と3人でそれぞれの呼び名で感謝しました。
身内用のインスタに載せたら、関東に住む私の叔母が興味を持って製造元に問い合わせたようで、東京では有楽町の交通会館で売っているそうです。交通会館には、各地の物産館がありますもんね。
ネットでも買えるようです。
とても美味しいので、素麺好きな方はぜひ一度。
一時帰国で買ってくる物リストに入れなくては。
・
・