ナショナルミュージアム、ナショナルギャラリーには何度か足を運んでいるけれど、まだ一度も行ったことがなかった場所
アジア文明博物館に行ってきました。
仕事の代休を取って朝から張り切ってCrane Livingに行ったあと、友達との待ち合わせ時間より早く着いたので、博物館内に入っているPrive cafeでアイスコピCを飲んで一休み。
このカフェ、窓が開いていたのだけど、シーリングファンが回っていて、心地よい風が通って心地よかった。
Prive cafe ってちょっと高めの価格設定だけど、この店舗にはローカルコーヒーのアイスコピCがあって、4.9ドルでゆっくり過ごせてしまった。
急に代休が取れて急に誘ったのに、博物館にお付き合いしてくれたお友達は、シンガポールミュージアム日本語ガイドができる方なので
コロナ禍でミュージアムガイドが休止中の今、贅沢にもプライベートガイドをして頂きました。
シンガポールのミュージアムは建物も展示のセンスも素敵で、ただ眺めているのでも充分良いのだけど、知識の浅い私にはガイドがとても有り難く
早くミュージアム日本語ガイドが再開される状況になるといいな。
最初に、シンガポールが研究のために買い取った沈没船から発見された70,000点もの食器のコーナーへ。
中国から海路で重い食器を運んだ歴史をたどる1階には、9世紀の物がこんなにきれいに残っていることに驚くと同時に、それらの物から考察される歴史に思いを馳せながら見て回りました。
陶器・磁器好きな人にはぜひおすすめしたい
現在のバッチャン焼きに通ずるぽってりとしたベトナムの器や
日本の有田焼
ヨーロッパに渡った紋章入りの皿や
中国の器にパリで鍍金細工を施したというこちらは、ノートルダム寺院で見たガルグイユのようで
西洋と東洋が交わるクロスカルチャーの美を堪能しました。
2階は宗教の展示
宗教には詳しくないけれど
コロナ前によく訪れたアジア各国で見た仏像を思い出し
こういう美術芸術を目にする事が旅の楽しみであったことを思い出しました。
コロナだけではなく、情勢的に訪れるのが難しくなってしまった中東の美しい美術品や
いつの時代も生きることが苦しいからこそ生まれた宗教の展示
そこからわかる歴史や、そこにある意味など
友達のガイドを聞きながら悠久の美に浸った1時間でした。
にほんブログ村