仕事で軍関係の方にお会いする機会があり、先日チャンギの海軍ミュージアムに行ってきました。

ミュージアムの外には潜水艇の模型や(中に入ることができるそうです)

シンガポールを海から守るこういった設備の模型が並んでいます。兵役がある国、軍のミュージアムも子どもたちの教育のために力を入れて作られていますね。小学2年生くらいの子でも、10年後には兵役に行くのですから。

ミュージアムは3階建てで、海軍の任務を紹介する映像を観られる展示が3ヶ所

1階は海軍とシンガポールの国防の歴史紹介。


戦前のマレーシア王立海軍から、日本の占領、そしてシンガポール海軍の発展の歴史が描かれています。


年代ごとの艦艇の模型が展示されていました。



ナショナルデーパレードのリハーサルを見学させていただいた時にも思いましたが、シンガポールは軍事に予算もかけているし、全ての国民が国を守る一員だという教育に力を入れているので、子どもたちが憧れを持つように紹介しているように思います。


兵役の配属については詳しくは知りませんが、ほとんどは陸軍、成績の良い子は空軍に配属になる、息子が空軍に配属されたご家庭はこれほど誇らしいことはない、という感じでお話を聞くことが多いのですが
現在海軍の方以外には、兵役時に海軍に行ったという人は今まで一人しかお会いしたことがなくて、海軍の仕事についてあまり話を聞くことがなかったので、海からの国防の様子を紹介する2階は興味深かったです。


まだ数年前にリノベーションされたばかりのミュージアムなので展示が新しい。

魚雷の模型

潜水士の様子

SNSにタグを付けてあげてね!という今時なイベントのお知らせがあったり

3階は、世界の艦艇との交流の展示。

日本は軍ではないからか、戦争の歴史があるからか、日本の船の記念品は見当たりませんでした。

この日は平日だったので、ほぼ来場者はなく、じっくり展示を見学。
週末はタナメラから無料のシャトルバスが出ているようです。
お子さんのホリデー中の出かけ先として、良さそうです。

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