移住を決めた理由を改めて思い返す-日本語ガイドさんと歩くシンガポール国立博物館

South
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シンガポールの博物館では、日本語ガイドさんに案内をしてもらいながら観覧するサービスがあります。

行ってみたいと思いつつ、小学校低学年の子連れで家族で博物館に行こうと思わなかったり、平日はお迎えがあったり、家から公共交通機関を使うと片道30~40分かかるので、なかなか実際に足を運ぶに至らずに来てしまったのですが

ある日の朝、子供のお弁当を作り終えて一息ついたタイミングで、日本語ガイドをしていらっしゃる大先輩ママさんから、今日ナショナルミュージアムを日本語ガイドで回りませんか?と、お声をかけて頂き

その日はちょうどシティホール周辺に行く用事があったので、日本語ガイド開始の朝10:30にナショナルミュージアムに行ける。

「行きます!」と返信して、参加させて頂きました。

シンガポール国立博物館
シンガポール国立博物館は、シンガポールの歴史と文化を革新的なかたちで展示しています。


今まで博物館や美術館は思う存分自分のタイミングで回っていたのですが、今回初めて日本語ガイドを聞き、説明書きにはない話、展示にまつわる細かい情報、シンガポールの歴史に日本史や世界史を絡めてお話を聞くことによって、今まで知らなかった話をたくさん聞くことができ、一度は日本語ガイドさんにお話を聞いてみるものだと考えを改めました


日本語ガイドはスクールホリデーや年末年始はお休みになる期間があります。

2019年12月23日~2020年1月4日までの年末年始もお休みになりますので、事前にHPでご確認ください。

Guided Tours
National Museum



参加者は、在住者、旅行者、修学旅行中の高校生も数名いました。

旅行でシンガポールに来られる方には特に日本語ガイドをおすすめします。


この日は1日中雨が降っていた肌寒い日で、↑最初にあげた快晴の外観写真は6月のホリデー中に子供向け特別展に遊びに行った時の写真。

晴れた日だったらもっと天井のステンドグラスから注ぐ日差しが明るくてきれいなのですが…

入ってまず、このステンドグラスが最近一枚一枚取り外して清掃を終えたところだという説明を聞きました。今まではただきれいだと見上げていただけだった。


YCさんの壁画と、ティオンバルにある壁画などを動画にしたものを見ながら通り過ぎ、カフェのあるところへ。

ここは旧館と新館の境目で、旧館の外壁が残されています。

カフェの隣にあるギフトショップはシンガポールの本やセンスの良い土産物が置かれているので、一時帰国のお土産や、シンガポールに遊びに来てくれた人に差し上げるプレゼントを買いに行くこともあります。

ナショナルミュージアムは開かれた博物館と呼ばれているそうで、出入り口がたくさんあり、入場券がなくても、この辺りのカフェやギフトショップは自由に出入りすることができます。


館内は撮影OK(フラッシュ撮影・動画は不可)。

暗いので、あまりうまく写真を残すことができませんでしたが、ところどころで記念に。


まずはマラッカ海峡周辺の地図を見ながら、シンガポールの位置を確認し、島の発見と、シンガプーラ誕生、そこからシンガポールに変る歴史を聞き


シンガポールの歴史には、マラッカやペナンが大きく関わっているので、シンガポールに来てから訪れたその二つの都市を思い返しながら、歴史に思いを馳せました。

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トーマス・ラッフルズの上陸、人口の急増、人種別の街の整備



リキショーを運ぶ苦力(クーリー)の誕生

アヘンの歴史


衛生状態が悪く病気が蔓延していたシンガポール川を整備したDr.リム・ブンケンの話


資源のないシンガポールで、教育に力を注いで人の力を育てた歴史と、タン・カーキー氏の話。

シンガポールでは財政の20%を教育に注いでいるのだそうです。日本はわずか7%。


そして、戦争の歴史、昭南島の話。


日本の小学校で習った日本史は、だいたい年度末の3月あたりで第一次世界大戦あたりで終わってしまったし、日本側から見た歴史でしか知らなかった事、シンガポール側から見た歴史で新たに知る事、目を背けてはならない事がたくさんあります。


そして、シンガポールという国を作り上げた、リー・クワンユー氏の話。



1970年代生まれの私たち夫婦が生まれたわずか10数年前、リー・クワンユー首相が会見で涙を見せながら決意表明をして誕生したシンガポールという国。


太古の昔に神々が造り上げた島国・日本で生まれ育った私たちが、わずか50余年の歴史のシンガポールで子育てをしようと移住を決めた理由は、経済力、教育に力を注ぐ姿勢、忖度なく物事が進むスピード感でした。


私は、ディズニーランドが造園され、急激に埋め立てをして発展を遂げた街で生まれ、その経済的な大発展を身をもって感じながら育ち、ある程度発展したところで減速し、東日本大震災の液状化で土地がぐずぐずに崩れる様子を目の当たりにした世代なのですが

自分があの高度成長期の勢いを経験してしまうと、生まれ育った街の斜陽を見るに忍びなく、そこで次世代の子育てをする気にはなれなかった。

バブルのような派手さを求めたわけでは全く無いけれども

あの高揚感と教育への注力の高さを求めて、移住を決めたことを思い出した。

私たち家族は、永住させて頂くわけでも、シンガポーリアンになれるわけでもないけれど。


HDBが誕生し、シンガポールの市民の約90%は住宅を所有するのだそう。

狭い土地で緑地を確保するために、高層のHDBが造られた歴史を聞き…


最後に、TeamLaboがコラボしたシンガポールの動植物の展示へ。


アートサイエンスミュージアムのFUTURE WORLDには何度も行っているけれど、ここは初めて入りました。


我が家が移住を考えていた頃、シンガポールでTeamLaboの常設展が始まり、猪子寿之さんを追うドキュメンタリーTV番組を観たことを思い出した。



TeamLaboの作品の元となったシンガポールの動植物の画も展示されている部屋があり、そちらも案内していただきました。


息子のお迎えまでにシティホールで済ませないといけない用事もあったので、心ゆくまで眺める時間がなかったのが残念ですが、ここはまた時間のあるときに行ってみます。そろそろ、息子も歴史への興味もでてきたので、ホリデー中に連れていってみようかな。

正式な日本語ガイドは、HDBの歴史の部屋で終了したのですが、そのあとのTeamLaboまで大先輩ママさんに案内してもらったので、気が付けば2時間。

こんなに長い説明をカンペもなしに覚えているなんて。日本語ガイドボランティアをされている方々、本当に素晴らしい。

12時半をまわっていて、お腹が空いたので、最後まで一緒に回った5人でカフェでランチ。

なんだか全然美味しそうに見えない写真になってしまいましたが、カフェの雰囲気も良かったです。晴れた日は、もう一つ別のテラスのカフェがとても素敵だと教えていただいたので、また行ってみたいです。


シンガポールに来て、1年目はカフェ巡りと散策でシンガポールの街を知るために出歩いて。

2年目は、息子の学校に関わること、外国人ママたちとの交流をする時間を増やし。

3年目は、博物館や美術館、歴史的な場所に、もっと足を運んでみようかな。



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