9月下旬の岩手県、新幹線で水沢江刺駅に降りたら、小雨が降っていて、もう半袖では寒い秋の気候でした。
常夏シンガポールから8年ぶりに秋の日本に着いて、肌寒さが嬉しい。

ドジャースで大活躍中の大谷翔平さん出身の奥州市。
駅前のマンホールも大谷さん。

駅には大きなパネルで活躍を特集したコーナーがあったり、ゆかりの地の紹介マップがあったり。

水沢市の防火のお祭りの展示があったり。東北のお祭りはいつか見に行きたい。

シンガポールまでは重くて持ち帰れなかったけれど、南部鉄器も素敵。

今回の岩手旅行は、長年住んだシンガポールを引き揚げて故郷に帰った元同僚お姉様を訪ねる旅。
車で新幹線の駅まで迎えに来てくれて、ちょうどお昼だけど目的のランチ温泉まで2時間くらいかかるので、まずは駅前のお洒落なパン屋さんで腹ごしらえ。

日本の美味しいパン屋さんの香り、それなのにお手頃で、どれも美味しそう。

シンガポールから日本に帰ると感動するものの一つがパンの美味しさと種類豊富さ。常夏シンガポールには旬の食べ物がないからか、季節メニューというものがなく、一年中いつでも何年も同じものを売っているので、パン屋さんに飽きてしまう。いつ行っても同じものが食べられる安心感と捉えて生きていますけれども。

車の中でパンをかじりながら。笑
約半年ぶりに会えて、積もる話をしながら、山道へ。
山の中に突如現れるパワースポット、丹内山神社。

この日は雨だったので、なかなか全景を見るのが難しかったのですが

大きな杉の木々の山の中、延暦年間に、よく山を切り開いて神社を造ったなと思うような場所でした。パワースポットとして有名で、雨の日でも車で参拝に訪れる人がちらほら。

1,300年以上前からこの神社霊域の御神体として古から大切に祀られているというアラハバキ大神の巨岩。

岩壁に触れずに、この穴をくぐり抜けると、安産、受験、就職、家内安全、交通安全、商売繁盛などの大願成就がなされるそうですが、雨のなか、私たちには無理だった。。

栗が落ちていて、秋を感じました。関東の埋立地育ちなもので、本物の毬栗を見たのは、実は初めてかもしれない。

宮司さんがいらっしゃったので、手書きの御朱印をいただくことができました。今回の旅は、御朱印帳を持参したので、御朱印集めも楽しみに。

この日は、前日に半日仕事を終えてから空港に向かって、夜便で早朝に羽田に着いて、東京駅から新幹線で昼に岩手に到着、そのまま夜まで観光していたので、顔も服もヨレヨレで、どうにもこうにもな写真ばかり。仕方ない、これがアラフィフの現実。これも一つの思い出。
そんなヨレヨレのオババの身体を癒しに、お姉様が連れて行ってくれたのは、花巻温泉郷にある山の神温泉 優香苑。
とてもキレイでモダンな温泉施設で、宿泊の他に、素敵な露天風呂がある日帰り温泉施設「なごみの湯」があり、ランチとセットで入浴ができるので、そちらを利用しました。
ランチとのセット券は午後2時まで。1時57分に到着して、すべり込みセーフで入れていただいた。きっとヨレヨレの私を見て、お風呂が必要そうな必死さが出ていたのでしょう。

ランチメニューの中から、天ざるセットにしました。もうこのお蕎麦の喉越しと、カラッと揚がった天ぷら、特にお芋や南瓜の甘さ!日本の食材の美味しさに感激。

半年前までシンガポールに一緒に働いていた頃は、まさか岩手の露天風呂に2人で入ってると思わなかったよねと言いながら、雨の中でビニール傘を差しながら、温泉に浸かりました。
9月下旬の雨の岩手はもう寒くて、雨だったけど、温泉が気持ち良すぎて、しばらーくお湯に浸かっていた。温泉に入ったら、仕事疲れも、飛行機と新幹線の長旅疲れも、一気に吹っ飛んだ!
こういうのが久しぶりすぎて、風呂上がりのフルーツ牛乳を飲み忘れたのが悔やまれるところ。。

にほんブログ村