8月末にブラスバザーやブギス界隈で開催されるナイトフェスティバルに、今年も行って来ました。
Chijmes
金曜の夜、仕事帰りの夫と待ち合わせて、まずは腹ごしらえと夕食にチャイムスの金色不如帰へ。
日本でミシュラン・ビブグルマンを獲得したラーメン店らしいのですが、日本では食べたことがなく、シンガポールでも初めて。最近ようやく息子が一風堂や山頭火などの豚骨ラーメンを好んで食べるようになってきたので、親もなんとなく日本のラーメンが食べたい気分が戻ってきました。
こちら、店舗によってスープの種類が違うんですね。チャイムスの店舗はハマグリのダシがメインのようで、今回はハマグリの塩にしました。あっさりすっきりした品の良いスープで、これは旨い。添えられているポルチーニのソースを絡めるとまた違った味わい。
お腹がいっぱいになったところで、チャイムスの中庭へ。
ここでさっそく、一つ目のプロジェクションマッピングが見られました。
チャイムスの中庭に面したレストランで食事をしながらナイトフェスティバルを楽しむ人々、中庭に置かれているビーンバッグで寛ぎながら鑑賞する人々、たくさんの人がいましたが、それでも大混雑というほど人が集中しないので、見やすかったです。ナイトフェスティバルは開催場所が分散されていて、いくつもの場所で観賞できるし、開催期間が1週間ほどあるので、気楽に見に行かれるのが良いところ。
Cathedral of the Good Shepherd
次は、チャイムスから道を挟んで向かい側にあるグッドシェパード大聖堂へ。
昼間に見ても美しい大聖堂ですが、夜のライトアップされた姿はまた素敵。
キャンドルが無料で配られていて、文字や絵をかたどるように置けるようになっていました。
大聖堂内でパイプオルガンの演奏もあり、キリスト教徒でない我が家は普段なかなか入る機会のないところで見学させてもらいました。
Armenian Street Park
次は、飲食店ブースとライブステージがあるアルメニアンストリートパークへ。
常夏シンガポールでは、一年中夏のゆるい夜の音楽イベントがあって、軽く飲食しながら、こうやって無料で聴けるライブステージを観ることができるのが、好きなところ。それでいて、酔っぱらっている人も滅多に見かけず、治安が良いので、子連れでも安心して夜のイベントを楽しむことができます。
この通りにあるプラナカン博物館は、現在改修工事のため閉鎖されているので、この辺りを歩く用事もなく、あまり来たことがなかったのですが。周りのショップハウスに入っているお店もプラナカンな雰囲気。
True Blue Pantryというカフェ雑貨店が開いていたので、喉も乾いたし、ちょっと休憩に入ってみました。
お腹がいっぱいだったので、今回はチェンドルドリンクとコーヒーのみでしたが、食事メニューは、ポーピア、クエパイティ、ラクサなどのニョニャ料理があり、ファストフード感覚で気軽に食べられそうなカフェでした。今度昼間に行ってみよう。
こちら、本格的なプラナカンニョニャ料理のレストランもあるようです。
シンガポール旅行に来る友達のアテンドにも良いかも。
National Museum of Singapore
ここでもう夜9時。息子が眠くなってきてしまったので、最後にナショナルミュージアムへ向かいました。
大木に映し出されたプロジェクションマッピングが見事。
そして、いつもは白亜の洋館のミュージアムが、立体的な映像で生物のように動く姿が圧巻でした(動画を載せられないのが残念)。
今年はナイトフェスティバルの全会場のうちの半分くらいは見られたのかな。この周辺の至るところで色んな展示やライブを開催しているので、大人だけで行かれる方は、何度も足を運んで制覇してみるのも良いかもしれません。
そして、今年の開催を知った時には「去年も行ったしね」と実はあまり飛びつかなかったのですが、行ってみたら、昨年のナイトフェスティバルとは全然違うプロジェクションマッピングで、まるで違うイベントのように楽しめました。
昨年の様子はこちら。
9月に入って雨期に向かう前の、乾期の終わりの夜イベントとして、ぷらぷら散歩がてら夜のシンガポールの街を歩いてみるのも良いものです。